はじめに:質問コーナー!
こんにちはSayaです!
今回は、読者の方からご質問をいただきましたので
私の回答を公表をさせていただきます。
ご質問者の方には、すでにお返事済みですが、みなさんにもシェアさせていただきます。
Q: UCLの特徴は?実際に通ってみての満足度は?
今回ご質問には、私の私が実際にUCLに通って
- どのような特徴であったか?
- どのような点に満足したのか?
- 逆に、ちょっと思っていたより違った点はどこか?
という点を中心にお答えさせてただきました。
UCLのMA Sociology of Educationのコースの特徴は?
主な特徴としては、学生のバックグラウンドが豊富で
少人数生の授業もあり、教育社会学の基礎基本を学べるコースの作りということです。
もっと詳しいコースの雰囲気については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
なお、MA Sociology of Educationの授業は、西洋哲学が中心です。
なので、社会学と言っても、私が学んだことの多くは、哲学でした。
教育社会学の課題では、授業で学んだことを
日本社会にあてはめて考えることも多かったのですが
課題のために読んだ文献は、Philosophical でHistorical なものばかりでした。
実践的なものにご興味がある方は、UCLの教育社会学は少し違うかも?
満足した点は?
まず私は、授業内容や、学生の知識の多さ、真面目さ、にとても感動しました。
どの学生も色々な経験を持っており、私の知らない世界観を与えてくれました。
また、日本人で留学している方々もとても素敵で、色々と勉強させていただきました。
そう言った点は、とても満足度の高いコースであり、
大学自体がとても素晴らしい環境を提供してくださっていたので、大満足でした。
それから、私は西洋思想を元に日本の教育を考える経験はとても貴重な経験で
個人的には楽しかったです。
また、私は幸運にもとても素敵な指導教官に出会えました。
指導教官との出会いがあったという点を含めて
総合的に考えると、私の大学選択は正解だったと感じています。
思っていたより違った点は?
ただし・・・
大学院の選択を悩んでいる人は、いいお話だけでなく
「ちょっと・・・」という点も聞いておきたいものですよね。
なので、今回は辛口評価も素直にお伝えします。
もちろん私の教育社会学のコースはとても勉強になりましが
コースの構成については、物足りなさも感じました。
というのも、UCLの大学院はセルフスタディが中心です。
なので、「教えてもらう」という意気込みではなく、「私はこれが知りたい」という気持ちでいるべきです。
心構えについては、当たり前のことかと思いますが
この風潮は時間割にも現われています。
時間割:授業は基本的に夜の時間帯で、週1〜2回の3時間程度のみ。
あとは、自由です(といっても、自分で勉強しなければいけません)
また、成績も1つの授業につき5000wordsのレポート一本勝負です。
それに対するサポートも、あったり、なかったり・・・。
それは、先生の考え方にも大きく左右されます。
一方で、他大学は、5000words一本勝負で成績が決まるということはなさそうです。
なお、修士論文についてはある程度「これを研究してみたい」というフレームワークを持っているといいかもしれません。
逆にアイディアなしで大学院留学は、とても厳しいと思います。
1年間という非常に短い期間で、調査を行い論文を書き終え
複数の授業をとりますので、UCLのコースは非常に忙しい印象でした。
修士論文については、こちらの修士論文のスケジュールが参考になる記事なので
ぜひ、不安に思っていらっしゃる方がいましたら、参考にしてみてくださいね。
おわりに:質問大募集
以上、読者様からのご質問と私の回答でした。
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