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イギリスの銀行口座どうする?大学院留学中のお金の管理について

UK bankロンドンの生活
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saya

・UCL博士課程在学中
・UCL修士課程修了(Distinction)
・直感でやりたい!と思ったことはとりあえずやってみる性格です

学問:教育社会学
前職:小中学校教員 / 日本語教師
興味:文化の違いを楽しむこと
趣味:旅行 / ヨガ / 温泉めぐり
英語:IELTS7.5 / TOEIC 900

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はじめに

こんにちは、Sayaです。

今回はとっても大切なお金の管理の話をしていきたいと思います。

留学は旅行と違って、大きなお金を扱う必要がありますし、長期的に海外に住むことが初めてであればあるほど、とても不安にも感じると思います。

ですから、私のこれかでの経験が少しでも、これからイギリス留学をされる方の参考になれば嬉しいなと思っています。

お金の管理について

まずは大きくお金の管理方法について3つに分けたいと思います。

一つは現地の銀行口座で管理する方法です。私の場合はHSBCを保有しております。

二つは、ネット銀行で管理する方法です。私はMonzo,RevolutとWiseを持っています

三つは、日本の銀行口座(とくに有名なのはSony銀行のSony Bank WALLET)で管理する方法です。

私の場合は、日本の銀行口座はいくつか持っているものの、外貨口座でポンドを管理することはしておりません。(ただ、やっておいて損はないと思います)

今回の記事では、このような3つの方法と私の経験をまとめていきます。

現地の銀行口座

まず初めに、現地の銀行口座について話をしていきます。

現地の銀行を開設するメリットは以下の通りです。

  1. 安全性
  2. 資金証明の取得のしやすさ
  3. デビットカードが使える
  4. クレジットカードが使える
  5. Contactless Paymentが使える
  6. 大学の学費がレートによって左右されない

より詳しい内容は次の記事に載せておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

当時の記事ではこのような6点をメリットとして挙げていますが、実際のところ、いくつかの点はネット銀行でも同じようなメリットがあるようにも感じます。

ですので、今改めて振り返って考えてみますと、現地口座の強みは、安全性、資金証明の取得のしやすさ、クレジットカードが作れることのようにも感じます。

あとは、こちらの銀行があると、バンクステートメントが滞在証明書代わりになり、何かと便利です。

では、どの銀行を作ると良いのか?と言いますと、その判断はなかなか難しいです。

最初にもお伝えしましたように、私はHSBCの銀行口座を持っております。

HSBCの口座を取得した方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

以上の記事の方法で、HSBCの銀行口座を開設したわけですが、正直これから銀行を開設されるのであれば、あまりHSBCはおすすではありません。

と言いますと、HSBCの支店はコロナをきっかけに、バタバタと閉店してしまい、多くのサービスがオンラインとなってしまいました。

それが便利か?便利ではないか?と言われると、私としては少々不便さを感じております。

ですから、今後こちらで銀行を開設することを考えている方はHSBCはお勧めしません。

では、どの銀行がいいのか?と言いますと、正直、1年程度の留学であればどれも同じように感じます。

ただ、もし開設するのであれば、BarkleyかLoydsバンクあたりは、いいのではないか?と思っています。

それでも、不思議なことなのですが、イギリスで銀行口座を開こうとすると、支店によって開設できたり、できなかったりします。

私はロンドンの中華街にあるHSBCで開設しました。

こちら支店の審査は緩いと聞いたため、そちらで開設しました。

別のところではあっさりと断られたので、審査基準は支店によりけりというのは本当だと思います。

また、銀行にもよっても開設のしやすさ、しにくさがあるという話も聞きます。

たとえば、Barclaysであれば、学生の場合だとなかなか開設しにくいと聞きました。とりわけ、プリセッショナルコースのみの短期間のビザしか持っていない場合は、より難しいです。

ですが、人によっては(支店によっては)開設することができたという人もいたので、基準がイマイチ分からないことが多いです。

Santanderであれば、だいぶ審査がゆるやかなようです。

こちらの銀行は、審査が優しいので移民の人が多く利用されていると聞きました。

このように、銀行によっても、利用者の階級が垣間見れるような気がします。

また、Lloydsについては、オンラインで銀行開設ができるということを聞いたことがあります。口座開設もなかなか大変な作業でしたので、オンラインで開設ができるとしたら、Lloydsで開設するのは、いい選択かもしれません。

ネット銀行

現地の銀行は、一旦開設すると、お金の管理については、安心で便利なのですが、英語に不安がある場合は、口座を開設をするというハードルは少し高いかもしれません。

なので、1年程度の留学や滞在であれば、現地口座を開設しなくても生活することは十分にできると思います。

そして、ネット銀行さえあれば、大学の学費を支払うことも十分に可能です。

その場合は、以下の3つの銀行すべてを押さえておくと良いでしょう。

それぞれに口座開設のリンクもつけていますので、そちらから開設してみてください。

Monzo

まずはMonzoです。

こちらは預けているお金に保証もしっかりとしてくれるので、真っ先に開設すべき銀行です。

現金も月の上限400ポンドまででしたらATMから引き落としすることができます。

ただし、Monzoは開設の際に審査に落ちてしまう人も見かけることがあります。

どのような審査基準になっているかわかりませんが、イギリスに来たらとりあえず申請してみてください。

以下のリンクから申請しますと、口座開設時に5ポンド分がプレゼントされます。

リンクをクリックして、アカウントを開設したあと、30日以内にMonzoからお支払いをすると5ポンド付与なります。

ぜひご利用ください。

Revolut

つづいてRevolutです。

こちらは銀行ではありませんので、何か起こった場合の保証はないと思っていた方が良いです。

ですがRevolutは複数の外貨預金ができ、日本円も外貨口座の中に保有することができます。

そのため、渡英前に日本国内でRevolutを開設することができます。

そうすることで、レートが良いときに日本円をイギリスポンドに換金して口座の中に保管しておくことができます。

レートの変動に左右されず、タイミングよく換金できるのがRevolutの良いところですが、万が一、スキミング詐欺などにあった場合は、大変なことになる可能性もあるということだけは、忘れないでおいてください。

上手に使うと便利なネットバンクですので、開設しておくことをおすすめします。

Wise

最後にWiseです。

こちらも銀行ではありませんので、使い方に注意です。

Wiseも日本で発行できるますし、外貨口座に日本円とポンドを入れておくことができます。

ただし、保管できる金額の上限は100万円です。

そのため、イギリスの大学の学費を保管しておこうと思っても、Wiseだけでは対応できませんので、他の銀行が必要となってきます。

ですが、Wiseの良いところは、お金の換金の際にレートを数日保留にすることができるという点です。

WiseはRevolutのように外貨口座間のお金の移動もできるのですが、海外の銀行(例えばHSBC)にお金を送金することもできます。

送金の場合は、Wiseに指定された日本の銀行口座に私たちが換金したい金額を送ることで、あとはWiseが私たちが指定したイギリスの口座に振り込んでくれるという仕組みです。

そのWiseに指定された日本の銀行口座への振込期限が数日設けてあるため、例えば、レートが下がってきていて、これから先も下がるかな?いや、もしかしたらもう下がらないかもしれない・・・どうしよう・・・今が替え時??なんて悩んでいる時は、とりあえず、Wiseである程度お金を換金するという手続きを取ります。

そうすると、Wiseから支払い期限が伝えられるわけなのですが、その支払い期限までのレートは私たちが申請した日のレートをそのまま適用してくれるのです。

もしそのレートで満足いくのであれば、支払い期限日に送金すればいいですし、そのレートよりも下がって、よりよいレートとなったり、その送金手続きをキャンセルして、新たに送金手続きをすれば、レートによって損することなく送金することができるというわけです。

実際にやってみないとイメージも湧かないでしょうから、とりあえず、少額からWiseで送金してみることをおすすめします。

(ちなみに、私はいつもWise→HSBCでお金の送金をしています)

なお、以下のリンクを使ってWiseに登録し、初めて送金をする場合、500ポンドまででしたら送金手数料が無料となりますのでトライアルにご活用ください!

日本の銀行

SonyBank Wallet

日本の銀行で海外留学へ行くとしたらSonyBank Walletがよいという話を聞いたことがある人も多いかもしれません。

たしかに、日本の銀行口座なので海外の銀行よりも安心感を感じる??かもしれません。

ですが、こちらも使い方に注意です。

といいますのも、SonyBank Walletで外貨を保管する場合は外貨口座で保管することになるわけなのですが、そちらのお金を海外で使用する時はデビットカードでの支払いのみ利用可能です。

例えば、Amazonで買い物するとかです。

コンタクトレスペイメントもできるので、バスや電車の運賃を支払うことも可能です。

こちらの機能は、先ほどご紹介したWise, Monzo, Revolutと何も代わりがありません。

ただ、問題なのが口座間送金ができないということです。

口座間送金ができないと、家賃の支払いなどで困ることが多いです。

SonyBank Walletを使って口座間送金ができるのは、日本円の口座から外国の口座への送金であり、それは海外送金扱いになりかなり手数料やレートが高くなります。

外貨口座に入れているポンドは、口座間送金の対象とならないため、送金したい場合は一度日本円に戻す必要がでてきます。

さらに、大学によってはSony Bank Walletのデビットカード支払いを受け付けてくれない場合もあるので、数百万円分のポンドをSony BankWalletの外貨口座に換金し、それが結果的に大学の学費支払いに使えなくなった場合、ポンドのまま口座間送金はできないので、一度日本円に戻さなければいけなくなるトラブルに巻き込まれます。

ですので、くれぐれもSonyBank Walletをメイン口座にするお考えで渡英することは避けるようにしましょう。

おわりに

今回の記事では、私の経験からイギリス留学用の銀行口座、お金の管理についてまとめてみました。

今回ご紹介した銀行口座の一覧は次の通りです。

今回紹介したイギリスの銀行口座一覧
  1. 現地銀行(HSBC, Satander, Barklays, Lloyds)
  2. Monzo
  3. Revolut
  4. Wise
  5. Sony Bank WALLET

色々とまとめましたが、銀行に関する内容は年々変化しているものですので、今回の記事の内容は2023年3月現在の内容であり、2019年から色々と私が経験してきた内容のみをまとめているということだけはお伝えしておきます。

最後になりますが、留学には「クレジットカード」を持っておくことも忘れないでください

現地銀行を開設すると、クレジットカードを取得することは可能ですが、学生の身分ではなかなか審査も通りにくいですので、万が一の事態に備えて、日本で発行したクレジットカードVISAとMaster1枚ずつ持参することをお勧めします。

クレジットカードについては、以下の記事が参考になると思いますので、そちらも併せてご覧ください。

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