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イギリス大学院の文系博士課程の学生はどんな生活を送っているのか?

daily routineイギリスの大学院
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saya

・UCL博士課程在学中
・UCL修士課程修了(Distinction)
・直感でやりたい!と思ったことはとりあえずやってみる性格です

学問:教育社会学
前職:小中学校教員 / 日本語教師
興味:文化の違いを楽しむこと
趣味:旅行 / ヨガ / 温泉めぐり
英語:IELTS7.5 / TOEIC 900

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こんにちはSayaです。

今回はイギリス大学院の文系博士課程の学生はどんな生活を送っているのか?というタイトルで、私の最近の生活について、綴っていきたいと思います。

つまり、今回はハウツー記事や、誰かのお役に立つようなまとめ記事でもなんでもなく、久しぶりに時間ができたので、最近の私の様子について異文化の魔法に記録を残しておこうと思い、記事をまとめています。

日々の生活

まず私はどんな生活を送っているのか?について話をしたいと思います。

正直、私は月に3回行けば良い方?という程度しか大学に行っていません。

その理由は、イギリスの博士課程の学生は大学に顔を出さなくても全然勉強をすすめることができるからです。

もちろん、状況によってはもっと大学に行かなければいけないこともあるのですが、私は最低限しか大学に行きません。

というのも、大学に行くのにはだいぶお金がかかるからです。

大学へ行くとしたら往復1000円は飛びます。

そんなの毎日支払っていたら、交通費だけでどれだけお金が飛ぶか・・・

かつ、大学に行けばご飯のことも考えなければいけませんし、図書館の場所を取りも考えなければいけませんし、荷物の管理も気にしなければいけませんし(大学内でもスリは起こりますからね)、トイレのことも気になりますし(トイレのマナーの悪さは本当に呆れます)、家と大学の往復にかける時間もだいぶかかります。

そういった諸々を考えると、私はあまり大学に行って勉強をするメリットを感じないため、家で勉強しています。

ただ、これは本当に人の好みの問題なので、毎日大学に行っている博士課程の学生もいますし、UCLの教育学部の博士課程の学生には、結構綺麗な博士用の勉強部屋も用意してあります。

なので、そこで毎日勉強している人もいるようです。

一方私は、最低限しか大学に行かず、ずっと家にこもっているわけですが、正直ずっと家で勉強しているのは精神衛生上良くありません。

なので、私は毎日散歩(大体8000歩)とジムに出かけるようにしています。

文系博士課程の学生の生活は、ずっとPCに向き合う、ストレス満載の生活ですので、運動をしないと肩こり、腰痛、メンタルヘルスがやられてきます。

私は慢性的な肩こりを持っているので、ヨガをやったりして肩こり軽減に努めていたのですが、一年ほど前にウェイトトレーニングがいいという話を聞いて、本格的にベンチプレスの使い方を学び、毎日ジム通いするようになりました。

ウェイトトレーニングに対しては、大した目標もなく、とにかく毎日家での作業を繰り返す日々の中で、ちょっとした気晴らしと、肩こりを軽減させたいという思いで一年以上続けていたら、今ではベンチプレス35kgを持ち上げるくらいまで成長し、ウェイトトレイナー中級レベルに近づいてきました(笑)

筋トレを頑張りたいとか、ダイエットしたい!などと思ってウェイトトレーニングを始めたわけではありませんが、1年間トレーニングを継続して、改めて証明できたことは、私はやっぱり同じことをずっと一人で続けるという作業は得意な方であるということだと思いました。(ブログもしかりです)

ということで、私の基本生活スタイルは、勉強、運動、家事、食事のみです。

勉強以外の活動

さて、先に述べたように、私は毎日単調な勉強、運動、家事、食事の日々を繰り返しているのか?といいますと、希望としては、それを繰り返したいと思っている程度で、実際は、その通りになっていません。

どういうことかと言いますと、私のスケジュールには、学外の活動が所々に入ってくるからです。

例えば学会参加です。オンラインで参加できるものは、なるべく参加しようと思っています。また、ロンドンで行われる興味のあるセミナーには参加しています。

あとは、自分の博士の研究で人に会うことや、オンラインミーティングを行うことはよくあります。

私の研究は、三言語を使用するため、一人通訳の人と協力しているのですが、その通訳の人とは毎週最低1時間、オンラインで顔合わせをしています。彼女とはもう一年以上、週1回オンラインで話をしています。

また、通訳を入れるといっても、通訳の人に頼りっきりにすることはせず、私も第三言語の勉強を毎日しています。

過去にもその言語は勉強していたのですが、今回の研究にあたり、もう一度気合いを入れ直して、一年ほど第三言語の学習をほぼ毎日取り組むようにしています。(これは学外の活動というより、勉強の一環ですね)

それから、とある研究会の運営に関わらせていただいているので、そちらのお仕事やミーティングに参加していることもあります。

今月まではティーチングアシスタントとしてUCLで働いていたので、大学院の授業に関するお仕事などもしていました。

そんな感じで、研究をやりつつも、なんだかんだ、あっちもこっちもそっちものような状況で、スーパーマルチタスクな日々を送っています。

リフレッシュの方法

私のカレンダーに土日という概念はありません。

かといって、平日に決まった休みという日があるわけでもありません。

365日ずっと稼働日というような状況動いておりまして、予定が入らない日は、「休み」となるのではなく、その日は「勉強、運動、家事、食事」の基本生活スタイルに戻るだけです。

ただ人間ですから、休みも必要です。

ということで、休みは意図的に作るようにしています。

友達と会う日をスケジュールに入れてしまうことで、その日のために全てのタスクを完成させる!という感じで、頑張って予定を開けるようにしています。

本来ならもう少し気楽な感じでリフレッシュしたいのですが、日々追われるデッドラインの中で、のんびり♪なんてするゆとりもなく、とりあえず、不特定多数の場にはほぼ顔を出さず、会いたいと思う人と会い、会っている時はめいいっぱい楽しむ!というような感じでリフレッシュしています。

本来なら、家で何もせずにゴロゴロする日なんていう日を設ける必要もあるのかもしれないですが、それは性格上できず、唯一私の中で決めているルールは、朝ごはんを食べている時と、夜寝る1時間前は、Youtubeを見ながらぐだぐだするリラックスタイムにするということです。

経済状況

最後に経済状況についてですが、2023年現在のイギリスでの生活は非常に苦しいです。

インフレで物価がどんどん上昇しています。学費も値上がりです。その値上げ幅も半端ないです。

当初予定していた留学費用より、だいぶ足が出ることになってしまったので、実は今年から貸与の奨学金を借りることにしました。

将来の自分への借金です。

でもまぁ仕方ないですね。

ロンドンにこれだけ長く住めるということは人生で今しかできないことでしょうし、経験としてはよかったと思っています。

ただ、あまりにも経済的に苦しいからといって、自分への制限を厳しくすると、食べたい物も食べられない上、友達と会って楽しむことも躊躇ってしまうことになりかねないので、友達と会う時は少し贅沢して楽しもうとも思っています。

その代わり普段から外食をすることもなければ、旅行へ行くこともありません。

本当に質素に、家、ジム、スーパーを歩いてまわっているのみの生活です。

ですが、それはそれで、思いっきり勉強ができる環境は整っているで、その点では満足です。

おわりに

最近の私はこんな生活を送っています。

正直、経済的にも苦しく、漠然とした将来への不安を感じながら、どんどん貯金が消えていく状況に、ストレスを感じないわけはないのですが、いろいろ考えた故、今の選択をしたわけですから、他にどんな道がよかった?と言われても、私はこれが一番よかったとしか思えません。

なので、今は耐え忍ぶ時期だと思いながら、勉強に打ち込みます。

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