はじめに:IELTSライティングについて
こんにちは、Sayaです。
今回の記事ではIELTSライティングの効率的な勉強方法10選をご紹介していきます。
私が今回の勉強方法を選択するにあたり、最も注目しているポイントは
IELTSライティングの勉強で「遠回りの勉強方法を避けること」です。
私自身IELTSのライティングで大変苦戦し、結果的に15回ものIELTS受験を繰り返してしまったことに対する自戒から、今回の10選を採用してみました!
IELTSライティングで悩んでいる方、今後IELTSの受験を検討されている方、ぜひ、IELTSの効率的な学習方法も考えてみましょう!
IELTSライティングの効率的な勉強方法10選
課題の種類と,それに適するエッセイの書き方を学ぼう
IELTSのライティングで高得点を取るとしたら
まずは敵を知ることから始めましょう。
IELTSライティングにおける敵を知るという行為とは
問題の傾向を知ることや、アカデミックエッセイの書き方の基本の型を学ぶことです。
ライティングの練習として、むやみやたらに文章を書く練習を繰り返したところで
IELTSライティングでは高得点を取ることはできません。
そのため、どのような型を使って文章を書けば適切なのか?というポイントを、しっかりと学んだ上で、文章を書く練習を繰り返してみましょう。
アカデミックエッセイの型については、次の記事がおすすめですよ。
使いやすいフレーズリストを作ろう
IELTSライティングの練習を繰り返していくと
どんどんと、自分の使いやすいフレーズというものができてくるでしょう。
しかし、その英語のフレーズをただただ使い回すだけでなく、新しいフレーズのインプットも大切にしてください
モデルエッセイを読むなどして、自分でも使えそうなフレーズ、少し高度なフレーズでもとてもかっこいい文章だなと思ったものをメモして、実際に自分のエッセイで使う練習をしてみましょう。
そうすることで、自分の文章の表現が豊かになってくるはずです。
モデルエッセイについては、Sayaが実際に書いた文章を当ブログでも公開しておりますので、使えそうなフレーズなどを、ぜひピックアップしてみてください。
英英辞書を使おう
IELTSのライティングで高得点を取るためには、正しくパラフレーズができることは必須条件となります。
パラフレーズの方法については、下記の記事で詳しくご紹介しております。
>>参考記事:【IELTSライティング】パラフレーズ4つのコツを伝授!
パラフレーズに使う単語を調べる時は、類義語辞典を使ったり、英英辞書を使ったりしましょう。
そうすることで、パラフレーズに使える適切な単語を選ぶことができますし、その単語が使える文脈も理解することができます。
特におすすめなのが、Oxford Learner’s Dictionariesです。
どの英英辞典よりも簡潔で、分かりやすい辞書ですから
この辞書は、英語を第二言語として学習している私たちの強い味方ですよ!
時間の感覚を身につけよう
IELTSライティングは1時間で二つのタスクを回答する必要があります。
目安としては、Task1が20分、Task2が40分です。
特に、Task2の方が点数配分の割合が高いと言われていますので、Task1は必ず20分を超えないように回答し、Task2に十分な時間を残しましょう。
また、Task2を回答する場合も、問題を読み、すぐにエッセイを書き始めるのではなく
エッセイの構成や内容を決めるプランニングに10分程度の時間を使うようにするのがおすすめです。
このように、普段の学習から時間の感覚を自分の体に染み込ませるのも
IELTSライティングの学習の上で必要な練習と言えるでしょう。
150words以上 / 250words以上の感覚を身につけよう
IELTSライティングは、時間配分だけでなくワード数の感覚を身につけるのも非常に重要な視点です。
Task1については150words以上、Task2については250words以上の分量が求められます。
実際に自分で文章を書いてみて、どのくらいの文章を書くと、150words以上/250words以上の文章に値するのか把握しておきましょう。
Paper-Basedで受験をする人は本番の用紙を使って練習しよう
IELTSには、2種類のIELTS試験がありますす。
- 試験用紙に書き込むタイプのPaper-Based IELTS
- パソコンに打ち込むタイプのComputer-Delivered IELTS
>>参考記事:【IELTSレビュー】Paper-Based と Computer-Deliveredを体験して 比較してみました。
どちらの試験を受けるかによっても試験対策の方法が異なります。
Paper-Based IELTSの受験を考えている方は、本番と同様の試験用紙を使ってエッセイを書く練習をしましょう。
そうすることで、自分の字の大きさや、スペースの取り方の場合
どのくらいの分量で、どのくらいのワード数になるか?ということをおおよそ把握することができるようになってきます。
私の場合ですと、1行に平均で13 words書いていたので
行数 x 13 wordsでおおよそ、150 words / 250 wordsの条件を超えているかどうかを確認していました。
Computer-Deliveredで受験をする人はタイピングの練習をしよう
一方、Computer-Delivered IELTSを受験される方は
タイピングの練習をすることをおすすめします。
普段私たちがワードなどを使って文章を書く時は
スペリングミスなどをすると、赤線が引かれたりするかと思いますが
もちろんIELTSの場合は、そのようなことはしてくれません。
なので、焦ってタイピングミスをするのはとても勿体ないです。
そのようなもったいないミスを防ぐ対策も普段の学習で取り組んでおくといいでしょう。
IELTSの専門の先生に教えてもらおう
ここまでは、独学を中心としたライティング対策のお話をしてきましたが
ここからは、誰からのサポートをもらいながらのライティング対策についてのお話です。
先に述べましたように、今回の記事にはは「遠回りをしないようにするために」という副題が入っております。
私もそうだったのですが、結局独学は「遠回りをしがち」です。
そのため、IELTSの受験目的を留学や移住、海外就職といったものに設定しているのであれば、なるべく早めに必要な点数を取って、本来自分がやるべきことに、シフトしていくのがより良い時間の使い方でしょう。
そんな時に、IELTS専門家からご指導をいただくのは、良い選択だと思います。
もし、現在IELTSの学校を考えていましたら私がおすすめしたいのは
PlusOnePointさんです。
PlusOnePointさんでは、実際に私も授業を受講させていただいたことがあり
先生方がとても明るく、学習者の悩みに寄り添った丁寧なカウンセリングをしてくださるのが印象的でした。
ぜひ、私がレッスンを受講した時のレビューも合わせてご覧になってみてください。
また、PlusOnePointの代表である高橋響さんは
『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)の著者でもありますので
ぜひ、こちらの本も手に取って適切なライティングの練習に励んでみましょう。
添削後のエッセイの書き直しをしよう
IELTSの講座を受講すると、ライティングの添削を受けることになると思います。
その添削をしていただいた後のエッセイは、とても貴重な財産です。
添削を受けて満足してはいけません。
自分で書き直して、よりよいエッセイを書けるかどうか、または、先生が提案してくれたフレーズを使った文章を再現できるかどうかを試してみましょう。
そうすることで、高度な文章を書く力が身に付いていくはずです。
なお、IELTS講座を受講せずともオンラインの添削サービスで、エッセイの添削を受けることもできます。
この場合は、IELTSスクールに通うよりは割安なうえ、おおよそのバンドスコアも知ることができるので、独学で勉強されている方は一度利用する価値はあると思いますよ。
そこで添削していただいた結果は、見直しをしっかりと行いエッセイの質向上に活かしてみましょう。
高得点の出せる完璧なエッセイを5〜10本用意しよう
最後になりますが・・・
IELTSの試験本番に向かう日まで、高得点の出せる完璧なエッセイのストックを5〜10本用意してみましょう!
IELTSには色々な課題があります。
英語学習について、教育について、ネットについて、経済について、健康について、環境問題について・・・・
なので、どんな問題があるのか?という点を一通り知るために、色々な課題を解いてみることは大切な勉強方法の一つなのですが・・・
ある程度IELTSの問題の傾向や、エッセイの型に慣れてきた学習者であれば、自分で書いたエッセイを何度も何度も書き直して、バンド7を出せるくらいの高い品質のエッセイのストックを作ってみてください。
そうすることで、どのようなフレーズを使えば高得点が出せるのか?
どのようなエッセイの構成であれば説得力のあるエッセイとみなされるのか?
という採点者の立場に立って学習をすすめることができるようになりますよ。
なお、異文化の魔法では、Sayaが実際に書いたモデルエッセイも公開しておりますので
ぜひ、学習の参考にしてみてくださいね。
まとめ:IELTSライティングの効率的な勉強方法5選
それでは、まとめます!
- 課題の種類と,それに適するエッセイの書き方を学ぼう
- 使いやすいフレーズリストを作ろう
- 英英辞書を使おう
- 時間の感覚を身につけよう
- 150words / 250words以上の感覚を身につけよう
- Paper-Basedで受験する人は本番の用紙を使って練習しよう
- Computer-Deliveredで受験する人はタイピングの練習をしよう
- IELTS専門の先生に教えてもらおう
- 添削後のエッセイの書き直しをしよう
- 高得点を出せる完璧なエッセイを5〜10本用意しよう
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