国連職員になることを考えた日
私にとって国連職員というと、とても敷居が高くて
どのようなキャリアを積めばなれるかも分からない
未知の世界だったのですが・・・
バンコクで日本語教師として働いている時に
アメリカ人の同僚に言われた一言がきっかけで
国連職員という仕事が一気に近くに感じたことがありました。

私将来バンコクで仕事したいな〜

そうなんだ!んじゃ、イギリスに留学したら、バンコクに帰ってきて、国連目指しなよ!
と言われたんです。
その時は・・・

え?私?
と思い、絶対にありえないと思ったのですが
一応、国連について少し調べてみました。
すると
わかったことがいくつかありました。
- 日本人は他国の人と比べると、国連の正規職員になりやすい立場である。
- 国連で使われいる言語は英語とフランス語だが、フランス語ができなくても採用される。
- バンコクは、国連のオフィスが多数ある。
もちろん、国連で働けるくらいの英語力と言われると、相当なレベルですから
ネイティブのアメリカ人やイギリス人はラッキーに思えるかもしれませんが・・・
国連職員の国籍割合は、国が国連にお金を支援している割合に等しく
日本は多額の分担金を支払っているにも関わらず
国連職員になれる人材が英語圏よりも少ないため
結果、英語のネイティブの人達よりもなりやすいんです。
また、国連には色々な部門があるので
自分の専門分野が活かせるのも魅力的だな〜と思います。
国連職員になるための方法
国連職員になるためには、大きく3つのルートがります。
- Young Professional Program
- Junior Professional Officer
- 一般公募への応募
Young Professional Program
国連加盟国の国籍を持つ人を対象とした国連が実施している正規職員枠です。
かなり、競争倍率が高いようで、エリートコースであるという噂も聞きました・・・。
- 年齢制限:32歳以下
- 言語:英語またはフランス語で職務遂行可能であること
学歴:最低学士号があること
Junior Professional Officer
日本の外務省が実施している、日本人対象の国連派遣制度です。
国連を目指している方は、この枠を目指すことが多いと思います。
もちろん倍率は高いですが、YPPと比べると、可能性はあると思います。
- 年齢制限:35歳以下
- 言語:英語で職務遂行可能であること
- 国籍:日本国籍のみ
- 学歴:修士号以上(修士号取得見込み可)
- 職歴:2年以上の関連分野の職歴があること
一般公募への応募
国連は、一般公募も行なっています。
外務省で、求人一覧を出していますので、そちらから応募することができます。
ですが、これは世界各国で応募をしているので、かなり競争率が高いようです。
でも、確実に採用される人はいますので、応募してみる価値はあります。
正規職員応募までの道のり
国連の正規職員になるためには、修士まで勉強をした方がいいと思います。
学部卒で正規職員になれたら、奇跡!に近いでしょう。
その上、日本人の場合、国連で職務遂行する英語力となると・・・
学部や大学院留学をして、英語力と専門性を高めている人が多いようです。
もちろん、職歴も大切ですから、関連分野で仕事をする経験も大切ですね。
そのほかの経験としては、インターンシップや国連ボランティアという枠に参加する人もいます。
インターンシップ
日本の国連事務所では、インターンを受け入れている所がたくさんあります。
また、海外の事務所でも受け入れています。
期間は色々あります。
また、博士や修士課程在学中も参加することができます。
外務省では、インターンシップ受け入れ機関を公開していますよ!
国連ボランティア
国連ボランティアは様々な条件があります。
派遣期間は1年から4年まであり、最低2年の職歴が求められる場合が多いようです。
また、言語は英語、フランス語、スペイン語のうち1つの言語で業務が遂行できるレベルの言語能力があることも募集要件でした。
国連ボランティアに参加することで
国連全体の様子が理解でき、国連の正規職員に応募する際にも役立つようです。
オススメの本
アメリカ人に言われたあの一言で、少し興味の湧いた国連の仕事。
色々と調べている中で、友人に紹介していただいた一冊の本があります。
「パリの国連で夢を食う」という本です。
こちら本は、元国連職員の川内 有緒さんが書かれた本で
川内さんが国連で働いた時の経験について綴ってあります。
川内さんは、YPPでもJPOでもなく、一般公募枠で合格された方で
一般公募枠で入る場合は、どんな選考過程で、どんな面接なのか?
ということがよく分かります。
また、国連の職場の雰囲気も、とてもよく伝わってきて
あっという間に読んでしまいました。
とても面白かったので、国連の仕事に興味のある方は、ぜひ読んで欲しいです!
終わりに
今日は、長々と国連について書いてみました。
ここまで書くということは、私は国連を目指しているのか?
と自問自答してしまうのですが・・・
でも、一つのキャリアとして、国連を目指すということは、考えてもみたいな・・・
と思っていますが、これからの私にはどんなことができるのか
イギリスでの学びの中で、色々な方や学問との出会いを通して
考えていきたいなと思っています。
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