はじめに:Task1は甘く見てはいけない
みなさん、こんにちはSayaです!
今日は、IELTSライティングのTask1についてお話します。
今回の記事は、Academic IELTSを勉強している方を対象としています。
さてみなさん・・・
普段の学習の中で、こんなことしていませんか?
IELTSのTask1を20分間、時計を見ながら取り組んで
終わると・・・
Task1終わった〜やった〜!
時間内に書けた〜。次の問題やってみよ!
と言った感じで、全く見直しをしない!!
どうですか?思い当たりませんか?
実は、私もIELTS学習を始めたばかりの頃は、そんな感じでした(苦笑)
IELTS writingのTask1はTask2より採点の比重が低いと言われているものの
Task1は甘く見てはいけませんよ!
なので、今回の記事では、必ずチェックしたい11項目をリストアップいたしましたので
普段の学習でも、Task1ライティングが終わった後には
この11項目の見直しを習慣をつけましょう。
Task1の評価基準
ライティングで高得点を目指すためには、むやみやたらに書いても点数は伸びません。
しっかりと、採点基準を把握し、意識した文章を書き上げる必要があります。
そのため、まずはTask1の採点基準の確認をしていきましょう。
採点基準は下記の通りです。
- Task Response (課題に対しての答えが書けているか)
- Coherence and Cohesion (構成の一貫性)
- Lexical Resources (語彙の豊富さ)
- Grammar Range and Accuracy (文法の幅と正確性)
IELTSのライティングは、この4項目によって、採点されます。
詳しい採点基準の解説は、今回は省きますが・・・
次の記事では、Coherence and Cohesionの構成についての解説をしていますので
ぜひ勉強の参考にしてみてください。
ライティング終了後の最終チェック11項目
それでは、IELTS task1 の採点基準4項目に沿って
ライティング終了後に確認したい11項目をご紹介いたします。
Task Response
中心となる特徴が3つ書かれているか?
Task1のグラフでは、基本的に3つの特徴を探すとまとまりのある文章を描けます。
その3つとは?
- Similarities (似ている点)
- Differences(異なる点)
- Anomalies (特出している点)
詳しくは、次の記事で詳しく解説していますよ!
全ての項目について触れたか?
グラフを見る時は、全ての項目について言及しましょう。
偏った分析は、高得点には繋がりにくいです。
具体的なデータ(数字)を含めたか?
Task1では、グラフの説明が多いです。(まれに、工程や図の説明もありますが)
グラフの説明には、しっかりと数字を入れましょう。
英語や、構成に集中していると、数字や単位を間違える可能性もあるので
最終チェックでは、数字と単位をもう一度確認することを忘れずに!
Overall Statementをしっかりと書いたか?
Overall Statement とは、グラフの概要のまとめの文章です。
この文章がない場合は、Band6.0を取得するのは難しいでしょう。
逆に、Overall Statement を含めることで
Band6.0くらいまではあっという間に上がります。
Overall Statementの書く位置ですが・・・
人によりけりで、
- Introductionに書くパターン
- Conclusionに書くパターン
の2通りあります。
Introductionに書くメリットは・・・
- Bodyパラグラフがズレなく書ける
- 時間が間に合わず、Overall Statement の書き漏れを防ぐことができる
一方、Conclusionに書くメリットは・・・
- 最初に考えていたアイディアと文章の内容がズレてしまった場合でも、ConclusionのOverall Statementで調整することができる
- Conclusionがある文章の方が、まとまりのあるエッセーを書いている感覚になる
Introductionに書くか、Conclusionに書くかは
ご自身のお好み次第です。
私はずっとIntroductionに含めていましたが、ある時からConclusionに変えました。
その理由は、Introductionに入れるのは、私の思考プロセスに適さないということが分かったためでした。
ライティングのスタイルは1つではないので
色々と試して、ご自身に合う書き方を見つけて見みてください。
Coherence and Cohesion
段落の数は3〜4段落であるか?
Task1の段落の数は、基本的に三段落がおすすめです。
(例)基本の三段落構成
一段落目:Introduction(課題のパラフレーズ+Overall Statement)
二段落目:Similarities
三段落目:Differences
Discourse Marker があるか?適切に使われているか?
Discourse Markerとは、文章の流れをスムーズにするための言葉です。
(例)In addition / To sum up / The first significant feature is ~
文章中に正しくDiscourse Markerが使われていることで
読み手に分かりやすい文章を書くことができる上
IELTSのバンドスコアも上がります。
Lexical Resources
語彙の多様性はあるか?
Lexical Resources では、語彙の多様性ですが!
自分の英語力に合わないくらいの高いレベルの英単語を使うことは控えましょう。
自分の英語レベルで分かる程度の語彙のパラフレーズくらいがいいと思います。
(例)People =Citizens / Passengers / Residents
peopleは、状況によっては、市民、乗客、住民になりますね。
これらの語彙は、とても高いレベルの語彙ではないですよね。
この程度でいいと思います。
あまり難しい語彙を覚えるのに時間を割くのではなく
エッセーの書き方や、構成を勉強することに時間をかけましょう。
もちろん、高度な単語が使えることに越したことはないです!
スペリングの間違えはないか?
焦ってしまうのでね。
つづりの間違いが出やすいです。
スペルの間違いは、見直しの時間でしっかりと無くしましょう!
語彙の使い方は適切か?
あまり高度な単語を使えば使うほど、単語の使い方を間違いやすいです。
ライティングでは、確実に使える!自信があるぞ!という単語だけ使うのをおすすめします。
単語帳を見て暗記した高度な単語をドンドン入れれば点数が上がるというわけではありません。
Grammar Range and Accuracy
長い文章を1つでも入れることができたか?
関係代名詞を使った長いキメ文法を一つでも使うと
バンドスコアはアップします。
また、whereas / while / howeverといった
副詞を使ったキメ文法を入れることもいいです。
が!
100%自信あるぞ!という文法でなければ、使わない方がマシです。
文法ミスはないか?
ざっくりと、全ての文章に文法ミスがないか確認しましょう。
三単元のSなどで、減点されないように、基本に忠実に!
まとめ:Task1の最終チェックポイント11項目
今回のチェックリストは、私が使用していた参考書リスト11選のうち
日本語の参考書と、私の経験談を付け加えたものになります。
ぜひ、そちらの記事で紹介した「おすすめの参考書」もご覧になって
今回のチェックポイント11項目の理解を深めてみてください。
では、まとめます。
- 中心となる特徴が3つ書かれているか?
- 全ての項目について触れたか?
- 具体的なデータ(数字)を含めたか?
- Overall Statement をしっかりと書いたか?
- 段落の数は3〜4段落であるか?
- Discourse Marker があるか?適切に使われているか?
- 語彙の多様性はあるか?
- スペリングの間違えはないか?
- 語彙の使い方は適切か?
- 長い文章を1つでも入れることができたか?
- 文法ミスはないか?
頑張ってね!終わり!
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