はじめに:テンプレートの使用は程々に
エッセーの解説の前に、まず述べておきたいことがあります。
テンプレートの使用は程々に
きっと、

これを使ったら必ずBand 7.0!!
みたいな文言はよく見ると思います。
全員がこれで点数が取れるなら、本当にいい話ですよね。
辛い時は、甘い言葉に誘われやすくなるものです。
ですから、
と言われても・・・

どれが高得点の文章か分からないからテンプレートが欲しいんだよな〜
と思う方も多いことでしょう。
そう!!
そこがWritingやSpeakingの苦しいところ。
一人で勉強していると、何が正解か分からないんですよね。
ですから、今回は、文章の一貫性に注目していいエッセーの構成について解説します。
文章の一貫性(Cohesion)のイメージ
IELTS Writingの採点項目には
Coherence and Cohesionのという項目があります。
限られた時間の中で、一貫性を持った文章を書くのは難しいことではありますが
意識するべきことが分かっていれば、大丈夫です!
最も重要なこととは・・・
なので書き手が考えるべきことは
一つのことを、何度も繰り返し
エッセー中の5つの場所で、自分の主張を強めていく必要があるということです。
- Introductionの中で主張する
- Bodyの1文目で再度主張する
- Bodyの中に根拠を入れて主張を強める
- Bodyの中に例示を入れて主張を強める
- Conclusionにもう一度主張する
流石に、5回も同じことを主張されたら、読み手も納得するはずです。
今回は、こちらの例題を用いて解説いたします。
Introductionの中で主張する
IELTSのTask2のIntroductionは2〜3文程度で書きましょう。
一般的に、IntroductionはStarting Sentence とThesis Statement で構成されています。
Thesis Statementでは
- これが自分の主張ですよ!
- このエッセーではこのテーマを話しますよ!
ということが読者(採点者)にしっかりと伝わるように
this essay という言葉を使うとことをおすすめします。
例えば・・・
- This essay will explain about〜
- In this essay, I will discuss〜
- I would argue that 〜 in this essay
実際にこんな文章を書いてみました
This essay will discuss the changes in modern travelling that led to the current trend and predict their changes for the future.
この1文を読むと、エッセーで書きたい主張は2つ存在していることが分かります。
- the changes in modern travelling that led to the current trend (現在への変化)
- predict their changes for the future (将来への影響)
2つ主張したいことがあるということを、読み手に印象付けることがポイントです。
Body Paragraph の1文目で再度主張する
Bodyの1文目はTopic Sentenceと呼ばれています。
この1文目に、自分の主張を入れます。
そうすることで、Introductionとの一貫性を保つことができます。
Body1のTopic Sentenceはcurrent trend (現在への変化)についてですから
現状への変化を2つ述べたいと思います。
- easier
- faster
Compare with previous days, modern travels are much easier and faster.
Body Paragraphの中に根拠を入れて主張を強める
なぜeasierと考えるのか?
という根拠を次の文章に含めます。
私は、航空業界の発達が、誰でも気軽に飛行機に乗れるようになったためと考えました。
過去と現在を比較するような表現を使って、こんな文章を書いて見ました。
The primary contributors are airplanes. In the past, their flight tickets were expensive that only limited rich passengers could take. Nowadays, they are becoming a more common mode of transportation.
Bodyの中に例示を入れて主張を強める
読み手の気持ちになったとき、身近な例を提示してもらうと、
内容の理解が深まりやすい場合が多いです。
これは、IELTSのWritingだからというわけではなく、文章を書く時や、話をするときに、例を入れてあげると、読み手をグッと引き付けられます。
なので、どんな文章を書くときにでも、例は入れてあげましょう。
Low-Cost Carriers (LCCs) such as AirAsia and Jetstar, provide significantly cheap tickets. They have flights all over the world, therefore, travelling abroad is not a big event anymore.
faster の項目と、body paragraph2の構成についても
以上で示したようなルールを守って、書けると、いい文章が書けるはずです。
なお、本課題に対する、私が書いたサンプルエッセーは下記のリンクにありますので
ぜひ学習の参考になさってください。
Conclusionにもう一度主張する
Conclusionでは2つのことを主張しましょう。
- このエッセーは何を書いたエッセーだったのか?
- Bodyで述べた私の意見を再主張する。
In conclusion, this essay has explained the changes in travelling and predict future changes. Due to the development of air systems such as cheaper ticket prices and the convenience of passport control encouraged people to travel easily.
まとめ:一貫性を保つための重要な5つの場所
- IntroductionのThesis Statementで主張する
- Body Paragraphの1文目:Topic Sentenceで主張する
- Body Paragraphに根拠を含めて主張を強める
- Body Paragraphに例を入れて主張を強める
- Conclusionで最後にもう一発主張!
今回のエッセーの見本はこちらにありますので、全文をご覧になりたい方は
下記のリンクからご覧ください。
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