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Tier4 Visaの取得(必要書類)2019年版

Tier4 UK 2019イギリスの大学院
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saya

・UCL博士課程在学中
・UCL修士課程修了(Distinction)
・直感でやりたい!と思ったことはとりあえずやってみる性格です

学問:教育社会学
前職:小中学校教員 / 日本語教師
興味:文化の違いを楽しむこと
趣味:旅行 / ヨガ / 温泉めぐり
英語:IELTS7.5 / TOEIC 900

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【記事を参考にされる際注意事項】

今回の記事は、2019年の学生ビザ取得についての記録のまとめです。

イギリスのビザの制度は頻繁に変わりますので、2020年以降にこの記事を参考にされている方は、その年のイミグレ要綱をしっかりと読んでください。

なお、当ブログでは過去に私のビザ取得経験談などろ色々と記録としてまとめておりますが、ビザについての質問は受け付けておりません

ご自身の利用されているエージェントまたはイギリスのイミグレに直接質問してください。

はじめに

Tier 4 General Student Visa はイギリス留学には必須アイテムですね。

このビザは、イギリスで勉強する外国人のための学生ビザで、大学院に留学する人のためのビザです。

イギリスの語学学校等で勉強する人や、研究目的で大学の研究機関に6ヶ月未満の滞在する場合についてはShort-term Visaという別のビザがあります。

Short-Term VisaとTier4 Visaは別物なので、要注意です!

この記事を読むことで、必要書類の情報を詳しく知ることができるとともに、ビザ取得までの流れも把握できます。

なお、私はTier4ビザをタイのバンコクで取得しましたので、日本国内で取得する場合と、海外で取得する場合の、提出書類の違いなどについても、情報共有させていただきます。

なお、本記事の情報は、昨年度(2019年度)のものとなります。ビザの申請書類や、状況は、毎年変わりますので、政府の公式サイトから、最新の情報をしっかりと確認して手続きを行いましょう。

Tier4ビザ必要書類

パスポート

有効期限が留学期間以上ある方が安心ですので、有効期限を確認しましょう。

大学発行のCASナンバー

入学金を支払うとすぐに発行してくれました。

私のCASはコース終了日が間違っていたので、メールで大学に問い合わせをし、訂正をお願いしました。

間違ったCASで申請を行うと、VISAの期限も間違って発行されかねないので、しっかりとCASの情報は確認するようにしましょう

資金証明

saya
saya

私はタイでの申請でしたが、留学資金は日本の銀行に入れていたので、資金証明を取得するために、帰国をしました。

資金証明に必要な金額
  • ロンドン:1ヶ月の生活費(1334ポンド)X9ヶ月
  • ロンドン以外:1ヶ月の生活費(1023ポンド)X9月分
  • 以上に合わせて、授業料(約270〜330万円)
  • 合計:400〜500万円
  • *1ポンド=約150円
28日間以上自分の名義である口座に入れて置かなければいけませんので、前もってお金の準備が必要です。

万が一、口座が別名義の場合(両親の名義等)、別に証明書類が必要になってくるので、できれば自分の名義の口座の方がいいと思います。

資金証明は、英文、ポンドでの記載をゆうちょ銀行にお願いしました。

実家が田舎の方でしたので、すぐ発行していただけるか、電話で確認を入れた上で郵便局へ行きました。

とても丁寧な対応で、1時間ほどで発行してくださいました。

資金証明の発行手数料は500円程度だったと思います。

日本人の場合、日本での申請であれば、資金証明は高確率で必要はありません。ですが、ランダムで提出を求められる場合があるようですので、準備していて損はありません。

滞在証明

私は日本人女性のお宅に1年間住ませていただきました。

寮の場合ですと、大学から滞在証明を発行してくれるようなのですが、私の場合は寮でもなければ、エージェントなどを通さない、個人契約で住宅の話を進めていたので、滞在証明をどうしよう?と悩みました。

結局は、インターネットから探した滞在証明の見本の文章を私が打ち直し、それっぽいものを作成し、メールで日本人女性に送りました。

念には念をということで、滞在証明の原本にサインをしていただき、タイまで郵送していただくという、大掛かりなことをしたのですが、結局あまり突っ込まれることもありませんでした。

Tuberculousis test result (結核の検査結果)

日本人は一般的にこの証明書は不必要です。

しかし!

日本人でも、この検査結果の提出を義務付けられている国に6ヶ月以上滞在し、義務付けられている国を出国して6ヶ月未満の場合は必須です。

ということで私は提出しなければいけませんでした。

この結核検査をやるためには、予約を取る必要があります。

おそらく、バンコクでイギリスのビザを申請したい!

という方はとても稀ですので、取得方法は、飛ばしますが

現在日本に滞在しておらず、イギリスビザを申請しようとしている方は

しっかりと結核検査の必要性についても調べて見てくださいね。

この件について、イギリス政府のサイトはこちらです。

申込書

2019年から、Tier4の申し込みのシステムが大きく変わったようで、大変混乱しました。

こちらのURLから申請を進めると、新しいシステム上で申請を行うことができます。

以上のURLのapply onlineから手続きを進めると、ログインIDを作ったり、VISA申請に必要な質問事項がどんどん出てきます。

それらを全て回答することで、最終的にはオンラインで申し込む書が作成され

バーコード付きの申込書をもらうことができます

英文卒業証明・成績証明書

VISAの手続きのために大学から取り寄せる時は

今後のために、多めに取り寄せることをおすすめします。

IELTSのスコア

必要ない場合が多いですが、念のためです。

ATAS証明(科学系分野の方のみ)

私は不必要でしたが、理系の場合はATAS証明というものを取らなければいけない場合があります。

イギリスでの学びが化学兵器の開発などに使われないように・・・

というもののため?みたいです。

ATASが必要とされる学科一覧はこちらを参照ください。

写真2枚

saya
saya

一応持って行きましたが、当日写真を撮られただけで、実際は必要なかったです。

万が一のために、持って行った方がいいかもしれません

写真の指定: 3.5 X4.5 cm です。こちらをご確認ください。

Biometric Residence Permits(生体認証)

これは、申請日当日に指紋認証を行うものです。

特に準備はいりませんが、現地到着後に生体認証情報カードの受け取りをします。受け取り場所は、おそらくご自身の大学です。

私の場合はUCLから

UCLで受け取りができるので、UCLに指定してください。

とメールをいただきました。

なお、受け取り場所については「6)申込書の作成時」に入力しなければいけませんので、大学のビザ手続きのサイトをしっかりと確認しておきましょう。

書類が全て整ったら、次はVFSの予約を入れます。

私の場合、資金証明書、住宅証明、結核証明で色々と振り回されましたが

無事Tier 4の書類を集め、ビザ取得までに至りました。

(そして、留学をしっかりとできました。)

色々と面倒ですが、頑張りましょう!

まとめ

Tier4の申請で必要な書類まとめ
  1. パスポート
  2. CASナンバー
  3. 資金証明
  4. 滞在証明
  5. 結核検査の証明(必要であれば)
  6. 申込書
  7. 英文の卒業証明・成績証明
  8. IELTSスコア
  9. ATAS(必要であれば)
  10. 写真2枚(当日)
  11. 生体認証(当日)

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コメント

  1. Ken より:

    留学準備前のお忙しいところ、失礼いたします。資金証明に関して質問なのですが、28日間口座にあるとどのように証明されましたか。また現在も日本人は原則提出を求められないとのことですが、提出されましたか。ご回答いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

  2. saya より:

    Ken さん
    コメントありがとうございます。資金証明ですが、確かに日本人の場合必要ないとの記載を見たことがあります。ですが、私の場合は少し特殊で・・・バンコクでTier4の申請をしたため、念には念をで資金証明を取得して申請に行きました。
    提出の際は、日本人であっても、資金証明の提示を要求されましたので、取得しててよかった、、、と思いました。
    資金証明は、日本のゆうちょ銀行さんにお願いして、英文、ポンドで作成していただきました。どこの銀行さんでも、「残高証明書」をくださいとお願いすれば、作成していただけます。28日以上お金を入れていることも重要らしいの、その点は、私の方でしっかりと予定を考えてお金を入れておりました。
    ビザの件、よくイギリス政府の方針がかわったりして、難しいですよね!情報提供等、お手伝いできることありましたら、いつでもシェアしますので、お気軽にコメントをしてくださいね。

  3. Ken より:

    ご返信いただきありがとうございます。
    残高証明書には、発行された日付のみではなく、28日間以上必要金額が入金されていると表示されましたか。
    同じく準備は入念に行いたいと思うものの、どのように28日間入っていると証明すれば良いのか、未だ分からないため教えていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

  4. saya より:

    Ken さん
    残高28日以上の件ですね。
    提出した残高証明を確認したところ、28日以上入金されているということまでは、記載されておりませんでした。(ゆうちょ銀行さんの場合は、このフォーマットしかないそうです・・)なので、念のために、通帳の原本と通帳のコピーは持参しました。ですが、何も聞かれませんでしたので、英文の残高証明を提出しただけです。(他のブログを書かれている方も通帳を持参したと書いておりましたが、実際に見せることはなかったそうです。)
    基本的に、日本は信頼性の高い国に位置付けられているので、滅多にVISA拒否になることはないようです。また、Kenさんが申請されるのもTier4でしょうか?Tier4 の場合は大学がスポンサーですので、大丈夫だと思いますよ。

  5. Ken より:

    一度、他国でビザの申請に手こずった経験があり、今回は何も起こらないようにしないと、と準備を行なっている次第です。
    改めまして今回はお忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。また何かあれば、再度ご協力を依頼させていただくこともあると思います。またよろしくお願いいたします。

  6. Ken より:

    先ほど投稿をしたのですが、ページを更新しても表示されないので、再度投稿させていただきます。もし二重で表示されているようでしたら、申し訳ございません。
    そうなんですね、
    それならば残高証明書+通帳を用意の上申請を試みようと思います。
    改めましてお忙しい中、ご丁寧にご回答いただきありがとうございました。私も同時期にイギリスに留学を予定しております。今後ともよろしくお願いいたします。

  7. saya より:

    Ken さん
    投稿の件ですが、設定で私のApproval wo得て掲載という条件の設定にしていたため、すぐ反映されなかったようですね。失礼致しました。
    今年度イギリス留学を予定されているとのこと、とても心強いです。とても濃い1年間になると思いますが、お互いに頑張りましょう。
    VISAの申請、成功することをお祈りしています。

  8. 羽鳥 より:

    質問失礼します。結核について質問です。僕は、タイのインターナショナルスクール中高と通っていました。ビザの公式サイトで読むと、結核を必要としていない国(日本)に6ヶ月以上に住んでいて、尚且つ6ヶ月以上日本から出国していなければ必要ないと書かれていると思うのですが、僕は必要なのでしょうか?僕は、8月の中旬から12月の中旬(3ヶ月間)までタイに居て、また1月の上旬から7月の上旬(6ヶ月ちょうど)までいました。この場合、必要なのでしょうか?よろしくお願いします。

  9. saya より:

    羽鳥さん
    ご質問ありがとうございます。
    結核証明の件ですね。イギリスのビザはどちらから申請される予定ですか?
    また、現在はタイ在住でしょうか?日本在住でしょうか?
    それ次第で、必要か不必要か変わってくると思います。お返事いただければ幸いです。

  10. 羽鳥 より:

    返事ありがとうございます。日本からTier4を申請する予定です。1歳から12歳まで日本に住んでいました。中学校からタイに留学していて、年に2回冬と夏に日本に帰国していました。夏から冬の三ヶ月間と冬から夏の5ヶ月半から6ヶ月タイに住んでいました。しかし6ヶ月以上住んでいませんし、6ヶ月以内に日本に帰ってきています。今年の6月に高校を卒業して日本に戻ってきて住んでいます。よろしくお願いします。

  11. saya より:

    羽鳥さん
    ご連絡ありがとうございます。
    羽鳥さんの状況ですと、タイのビザに関係してくると思います。「夏から冬の3ヶ月と冬から夏の5ヶ月半から6ヶ月はタイに住んでいた」とのことですが、おそらくビザは1年更新だったはずです。つまり、日本に一時帰国していたとしても、ビザ上はタイ国内に滞在していると扱われる可能性があります。また、今年の6月に高校をご卒業されて、現在日本に住んでいらっしゃるとなると、今9月ですから、帰国して半年も経っていないですね?この場合でしたら、結核証明は必要だと思いますよ。

  12. 羽鳥 より:

    返事ありがとうございます。何度もすみません。僕は、タイと日本の二重国籍です。それでも、必要でしょうか?よろしくお願いします。

  13. saya より:

    羽鳥さん
    ご連絡ありがとうございます。羽鳥さんの件、少し複雑で、私の知っている知識で対応できるか不安ですが、二重国籍となると、状況が異なってきそうですね。ですから、もう少しお話を聞かせていただければと思います。個人情報にも関わりますので、最初にブログに投稿していただいたメールアドレスに私の方から直接メールを送らせていただきます。少々お待ちください。

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