はじめに:IELTS試験の謎
みなさん、こんにちは。
私はIELTS試験と向き合って、数年
私はIELTSを分析し続けてきました。
その結果がIELTS Band Overall 7.5 / (最高Reading 8.5 / Listening 8.5)につながったと感じています。
でも、IELTS試験に対して、不信感しか抱けない事実が・・・
それは、IELTSの主宰団体は2つ存在しているということです。
IELTSにはBritish Council とIDPの2つのIELTSが存在しています。
なぜ、2つあるのか・・・?
その答えは、私もよく分からないのですが
British Councilはイギリス?IDPはオーストラリア?なのか?
主宰団体が違うというは、採点基準に差が出てしまうのでは?という不信感・・・。
(私だけですか?)
とりあえず、不信感を持っても仕方ないので・・・
この2つIELTSの特徴を上手く利用して、伸び悩んでいた点数を大逆転!!というチャンスを掴むべきですよね。
で!
私は、その大逆転を目指して、両方とも受験をしてみました。
合計の受験回数は15回(British Council 13回 / IDP 2回)
今回はその経験を元にそれぞれの違い・個人的感想の2つをご紹介いたします。
British Council とIDPの違い
主催団体が違う
先ほども、少しお伝えしましたが、British CouncilとIDP主宰団体が違います。
- British Council:英国の団体 (英検が管轄しています)
- IDP:オーストラリアの団体(JSAFが管轄しています)
主宰団体が違うということは試験内容も違うの?
と考えがちですが・・・
- 問題は全て同じです。
- 採点基準も全て同じ
- イギリス留学であれ、オーストラリア留学であれ、どっちを受験してもOK!
- 検定料金(25,380円)も同じ!(高い!!)
んじゃ、なぜ分ける!!
とつっこみたくなりますね笑
会場が違う
当然のことですが
会場が違います。
間違わないようにしましょう!!
British Councilの方が、色々な場所で実施してくれています。
IDPの受験者数は圧倒的に少ない
British Councilの方がメジャーで、受験者数も多いです。
この傾向は日本でもタイでも同じでした。
日本でも受験経験はありますが、仕事の都合上、私のIELTS受験勉強の拠点はタイでした。
そのため、IDPの場合受付はとてもスムーズでした。
特にスピーキングも待ち時間ほとんどなしに、さらっと終わりました。
(受験時間にもよるかもしれませんが)
IDPの方が予約が取りやすい
受験者が少ないので、当然のことかもしれませんね。
IDPの場合スピーキングの面接官がオーストラリア人?
これは、実際のところは分かりません。
白人って、私にとってみんな同じに見えてしまって・・・。
IDPはオーストラリア主催だから・・・きっと・・・。
ただし、国によってはBritish Council であれ、IDPであれ、国によっては、アジア人の面接官もいます。基本的に、英語圏の人であれば、面接官になれるので、私の友人はカナダ人でBritish Councilの面接官になりました。
IDPの場合、結果の表に分析がついてくる
同じ金額を払って、同じ試験を行なっているのですが
IDPのみ分析表を公開してくれるんです!
British Councilはバンドスコアの一覧のみ。
結果を受け取ると、意外とIDPって受験者に優しいかも?
と思えます。
この点については、IDPの方がお得かもしれません。
個人的な感想
結果に対する私の疑い
採点基準・採点方法・問題」全て同じですよ〜
と言っているBritish Council とIDPですが・・・
私は、Speakingの採点方法に疑いを持っています。
これまで私は過去13回British CouncilのIELTSを受験しました。
その時のSpeakingのスコアは、ほぼBand 7.0 低くても、Band 6.5です。
なのに、IDPは2回受験しましたが、どちらもBand 6.0。
Bandが1.0も下がるのは、不服です。
私の手応えはいつも変わらず、失敗した印象もないので、結局はスピーキングの点数って試験管次第なんだなと思います。
つまり
私は、一発逆転を狙って、IDPを受験したのですが
惨敗という結果で終わりました(苦笑)
再採点を出すという方法もありますが、かなりお金もかかりますし、待っている時間があるのであれば、次の試験に備えて、勉強をしていた方が健全だったりもします。ですが、実際に点数が上がる人もいるのは事実です。
ミラクルの確率
IDPを受験したら、急にWritingやSpeakingのスコアが上がった!
というミラクルが起こる人がいるのも事実です。
残念ながら、私は逆ミラクルが起こったのですが・・・(苦笑)
とある語学学校の先生は
IDPとBritish Councilの点数の差は結局相性次第なんだよ〜
だと教えてくれました・・・。
その相性とは
- その日の問題の相性だったり
- 試験管との相性だったり
要因は多そうですよね。
つまり
British Council がダメならIDPでトライしてみると上がるかもしれないし
その逆もあり得ると言うことですね。
ただし!点数の変動があるのは、Writing とSpeakingのみですので、Listening とReadingについては、団体を変えることで、変動があることはないと思いますよ。それこそ、実力や問題との相性ですね!
終わりに:IDPとBritish Councilどちらを受験すべきか?
結局、点数にはほとんど影響がないようなので・・・
私としては、
- 自宅から受験会場が近いもの
- 試験日がちょうどいいもの
- そして、慣れている会場
といった視点で選ぶと、精神面ではいいかな〜なんて思います
が!
私のように、15回も受験し続けると、7〜8回目くらいで
メンタル的にとてもしんどくなるので
雰囲気を変えて、British Councilを受け続けていたら、IDPに変えて、ちょっとした希望にかけてみる!
といったように、選んでもいいかも!
ちなみに、IELTSには
ペーパーテストだけではなく、コンピューターのIELTSというものもあります。
これは、結構点数に差が出ると思います!
点数に悩んでいたら、コンピューターのIELTSを受けてみてもいいかも!
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