はじめに:ロンドンで住居探し
こんにちは、Sayaです!
イギリス留学をする時には、寮に住みますか?それとも、フラットに住みたいですか?
私はこれまで何度も寮に住もうと思っていたのですが、色々なご縁が重なり、寮には住まずフラットにずっと住んでおります。
寮であれば、友達ができやすいというメリットもあるのですが
寮によっては、パーティーが多くて騒がしかったり、バスルームやキッチンの使い方でトラブルになったりすることがあるので、私は比較的フラットで悠々自適に過ごせているのはよかったなと思っています。
ということで、今回の記事では私が住居を見つけた経験を生かして
ロンドンで住居を見つけた方法をお伝えしていこうと思います。
ロンドンの学生の住居事情
ロンドンの学生の多くは寮に住んでいる場合が多いです。
しかし、大学の寮なので寮費が安価かといえば
そうでもありません
部屋の条件にもよりますが、バスルームがシェアの寮に住めば
月10万円以下で住める場所もありますが
個別のバスルームがついているのを望むとしたら月10万円〜15万円くらいは寮費として支払わなければならないと覚悟しておいた方がいいでしょう。
また、大学の寮とはいえ、寮が大学から離れている場合も多く
その場合は、交通費もかかってきます。
となると、不特定多数の人とシェアをしなければならない寮に住むのであれば
相性のいい友達とフラットを借りて数人で一緒に住む!
という方法を選択する人も少なくはありません。
その場合かかってくる住宅費は、寮と変わらないか、または安くなる場合もあるでしょう。
なので、とりあえず1学期期間中は様子を見て
その間にフラットの情報を調べている人も多いです。
住居選択と条件
1軒目の物件の情景
私はこれまで2軒の物件に住んだことがあります。
1軒目でお世話になった場所は知り合いの紹介でしたので
比較的安価に、何から何までお世話になりました。
ですから、一軒目の場所は非常に珍しい条件で住ませていただいたと思います。
- 家賃:800ポンド
- 家賃に含まれるもの:食費・水道光熱費・Council Tax
- 間取り:約8畳のベッドルーム1部屋の間借り(日本人女性の大家さんとキッチン・リビングルーム・バスルームシェア)
- 家財道具:すべてお借りしていたので、ほとんど購入する必要なし
- 地域:Zone6(大学まで電車とバスで約45分)
2軒目の物件の条件
1軒目と異なって、2軒目は自分で一から住居を探しました。
今回は、1人ではなく2人で住むという条件も加わったので
比較的家賃相場も高めの物件を選ぶことができたました。
前回のお家は、Zone6にあり大学までの移動時間がとてもかかってしまったので
今回はなるべく大学までの移動時間がかからないことも重視して、家を選んでみました。
- 家賃:1400ポンド
- 家賃に含まれるもの:何も含まれない(部屋代で1400ポンド)
- 間取り:1ベッドルーム
- 家財道具:ベッド・テーブル・ソファー・電子レンジ・乾燥機・洗濯機
- 地域:Zone3
ロンドンでの家の探し方
私は基本的にネットを活用して家を探しました。
その中でよく見ていたのは下記の4つのサイトです。
- MixB
メリット:日本語で物件探しができる
デメリット:物件数が少ない - Zoopla
メリット:物件数が多い
デメリット:物件の入れ替わりが激しい
英語でのやりとり必須 - Spareroom
メリット:物件数が多い
デメリット:物件の入れ替わりが激しい
英語でのやりとり必須 - 日系の不動産
メリット:日本語で物件探しができる
デメリット:賃料が安価な物件は少ない
MixB
まず、一つ目はMixBです。
MixBとは地域ごとの掲示板で、求人情報・賃貸住宅情報・中古品の売り買い情報などを自由に掲載できるものです。
住宅情報は日々更新されておりますし、日本語で情報を確認することができるので、現地の物件の基本情報を仕入れるのにはマストサイトです。
しかし、時期によっては(例えば、日本人留学生やワーキングホリデーで来る人が多く渡英する9月ごろ)MixBの物件はあっという間に契約されてしまう可能性があります。
少しでも気になる物件があれば、すぐに連絡をし、内見に行くことをおすすめします。
ただし!
MixBの物件の中には、日本人を狙った怪しい物件が掲示されることもあります。
Twitter上では、そういったMixBの怪しい物件情報の交換も行われているので、Twitterをチェックしてみるといいでしょう。
基本的に、私もMixBの危険物件に関するツイートを見つけた場合には、リツイートするようにしておりますので、物件探しの上で私のツイッターのアカウント(@l0vu4evr)も活用されてみてください。
ちなみに・・・
私たちは今回、運良くMixBで物件を見つけました。
物件情報が掲載された当日、本当にたまたま私がMixBを開き「ここだー!」と思って、すぐに不動産屋さんに連絡を入れたんです。
その不動産屋さんからは3軒内見をさせていただき、そのうちの一軒に決定しました。
物件への入居希望依頼も、内見に行ったその当日、帰宅後すぐに連絡を入れました。
Zoopla
つづいては、Zooplaというサイトです。
こちらは、アプリもありますし、Webサイトもあるのですが、MixBとは比較にならないほどたくさんの物件を調べることができます。
私たちもMixBを使いながらZooplaでも物件探しをしていました。
Zooplaにはとてもたくさんの物件が掲載されており、賃料の幅も広いです。
そのため、自分たちの理想に合う立地条件であったり、家賃であったりを選択しやすいメリットがある一方で、エージェントさんと英語でやりとりをしなければいけないといったデメリットがあります。
そのため、少し利用ハードルは上がります。
Spareroom
SpareroomもZooplaと同様のメリット・デメリットがあると言えるでしょう。
物件数や、家賃の選択肢が広いのは嬉しいのですが、やはり契約をする上で、少し英語の自信がない状況だと不安ですよね。
その場合は、Spareroomはハードルが高いかもしれません。
日系の不動産
イギリスには、日系の不動産屋さんがいくつもあります。
こういった日系の不動産屋さんは、内見の連絡から契約までを全て日本語で対応してくださるので、言語の心配もなく契約手続きを進めることができます。
イギリスの家情報についても丁寧に教えてくださるので、安心して契約できるでしょう。
さらに、日系の不動産屋さんが紹介してくださる物件は、比較的治安が良い場所であったり、部屋のオーナーさんが安心な方であったりする場合が多いです。
なので、ZooplaやSpareroomのように、自己判断で物件の良し悪しを判断するだけでなく、日本人のメンターがついてくださっているのは、安心ポイントであるとも言えます。
しかし、物件数が少なかったり、家賃相場が高めであったりします。
その点は、仕方ないのかもしれませんね。
おわりに:ロンドンの住居探しはスピードが命!
今回は、ロンドンの学生の住居事情と、部屋探しについてのお話をしました。
私たちの場合、意外と住居探しがスムーズにいきまして渡英して約1ヶ月で新しいお家に引っ越すことができました。
おおよその時間的な動きは下記の通りでした。
- 9月中旬(渡英数日前)〜:物件探しを本格的にスタート。まずは、Zooplaでいい物件をリストアップして、賃貸相場を確認する
- 9月20日〜30日(イギリスで隔離期間):Zooplaにに合わせてMixBを日々チェック。隔離が終わったらすぐに内見に行けるように、不動産に連絡
- 10月2日:隔離が終わってすぐに内見(3軒)そのうちの1軒への入居を決めて、その日に不動産屋さんに連絡
- 10月3日〜10日程度:証明書等の提出・契約書の確認・手付金・デポジットの支払い
- 10月22日:入居
初めてロンドンでの物件探しを経験しての感想は・・・
とにかくスピード重視!
ということです。
もしかしたら、他にも良い物件があるかもしれない・・・
なんて思っていると、いい物件はどんどんと埋まってしまいます。
なので、少しでもいいな!と思った場所を1週間も保留にしておくべきではないと思います。
希望の条件は色々とあると思いますが、その全てを満たさなくても、これだけは譲れないポイントを持っていると、決断を迫られた時に、決断しやすくなると思いますよ!
ちなみに、私たちの譲れないポイントは・・・
- 洗濯物がちゃんと乾く環境であること
- キッチンがセパレートであること
- 部屋が明るいこと
- バスタブがあること
- 地域が、ロンドンの東と南ではないこと
でした。
その結果、1400ポンドという私たちの予定よりは高い家賃のところになってしまったのですが・・・やっぱり、住居に対してストレスがかかるのは結構しんどいので、お金を払っても満足いくところにするという結論になったんです。
これによって、だいぶ貯金が崩れてしまいますが・・・
それも、将来の自分へのツケということで、仕事をしたら頑張って働こうと思います。
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