Writing試験は難しい
IELTSの中で一番難しいと言われているのはWriting試験です。
このWriting試験ですが、日本人の平均点はBand5.0 ~5.5くらいと言われています。
この難関を克服するために、今回は、ライティングの課題の種類の多さについて
どのように対策するといいのか?
という点に絞って私の過去の経験をもとにお話します。
Writing試験の概要
IELTSにはGeneral Training とAcademic の2種類存在します。
これらには次のような違いがあります。
- General Training :仕事や移住を目的とする方用
- Academic:大学などに進学を考えいる方用
- 課題はTask1とTask2の2題あり、合計60分の試験
- Task1については、General training=メール/ Academic=グラフの説明と傾向が異なります。
今回は、主にAcademic について解説していきます。
時間:20分 / 単語数:150words 以上
時間:40分 / 単語数:250words以上
効率的なライティング対策
結論から述べます!
効率的なWritingの勉強方法は次の方法に限ります。
- エッセーを書く(時間をしっかりと測る)
- 翌日に自分で見直しをする。
- 先生に見てもらう。
- もう一回書く。
- これらを何度も繰り返す(残念ながら近道はありません)
それでは、それぞれについて詳しく解説します!
エッセーを書く
IELTSのWritingはタイムライティングです。
なので、時間の感覚に慣れるためにも
Task1とTask2、それぞれの時間を測って問題に取り組みましょう。
このように、時間の感覚を身に付けたり、Word数の感覚を掴むトレーニングはIELTSでは非常に重要です。
ただし!
内容や、構成に着目した勉強方法も重要です。
時間を気にせず、「良い文章を書くトレーニング」も並行して取り組みましょう。
なお、IELTSのライティングは問題の種類が豊富なので
アイディアやいい例がないといい文章もかけません。
なので、日頃から色々な情報を得ておくことも大切ですが・・・
アイディア集のような本を活用すると、効率的です!
おすすめはTarget Band7: IELTS Academic Moduleです。
翌日に自分で見直しをする
良い文章を書くトレーニングの一環として・・
自分で見直しをする!
ということはとても大切です。
やったら、やりっぱなしでは伸びません!!!
(と、IELTSの勉強をしていた頃の自分に言い聞かせたいような・・・)
IELTSの出題範囲、分野は多岐に渡るので
どうしても、受験日までに色々な問題に触れたい気持ちもわかるのですが
一つ一つの文章の質を上げる方法を身につけるためにも
自分でもう一度確認する作業がとても大切です。
先生に見てもらう前に、自分で自分の文章を確認する作業をしましょう。小さな文法ミスや、分かりにくい文章が翌日になれば見えてくるはずです!
英文を先生に見てもらう
少しお金はかかってしまうのですが
やっぱり先生に添削して教えてもらうのは全然違います。
私は、IELTS受験を始めた頃、Writingを甘く見ていました。
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ネットにある例文や、よく使える構成を覚えればOKジャン!
なんて、激甘な考え方でした。
でも、 今の私が、当時の私にアドバイスするとしたら・・・
そんな考えは、すぐに捨てて、専門の先生の元で勉強をしなさい!!
と言いたいくらいです。
そんな激甘な考え方を持っている私は、結局IELTSを14回ほど受験し
ライティングのために、号泣することになりました(苦笑)
ただし・・・
IELTSの講座の受講料は結構高いです。
なので先生選びは慎重に行いましょう!
もう一回書く
先生に見てもらったら、Band Scoreを見て満足して終わりではダメです!
(と、昔の私に言いたいのですが・・)
文章の添削を入れてもらった後に
それをどれだけ自分のものとして身につけられるかが鍵です!
もちろん、語彙や、良いフレーズというのは、覚えたいところですが
日本語と英語の文章の書き方は違うので、
一貫性のある文章を書くための特徴をしっかり押さえて、本番にのぞみましょう。
【無料版】問題の傾向を把握しよう!
先ほども述べましたが
IELTSのライティングの課題は多様です。(これが本当に辛い・・)
同じ課題を書き続けても、結局一度も考えたことのない課題が当日出てしまうと
アイディアがなくて書けない!となってしまう可能性がありますね。
そんなことがないように、Target Band 7.0: Academic Moduleをご紹介させていただきましたが
無料でも、課題の傾向を把握することは十分にできます!
目を通しておくだけでも、本番では落ち着いて試験に望めるはずです。
IELTS LIZ
Liz先生はIELTS指導のプロです。
先生のサイトには、毎日のように世界中からIELTS学習者のコメントが寄せられています。
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私は、このコメントを見ながら、会ったことのないIELTS受験生の存在に何度も励まされていました。
また、先生のサイトにはよく出る課題100問がカテゴリ別にリストアップしてありますので、ぜひ参考にしてくださいね。こちらからぜひ訪れてみてください!
IELTS Mentor
このサイトには、やり切れないほどのライティングの課題が提供されています。
そして、課題それぞれに学生の模範解答も一緒に提示しているのですが
エッセーの質の良し悪しには差があるので、解答は参考程度にした方が良いと思います。
ご興味があれば、こちらからどうぞ!
中国の無料サイトの利用
にゃんこ先生 (@nyankoandneko) が運営していらっしゃる英語試験に特化したサイトです。
にゃんこ先生は、IELTSに限らず、GMATやらTOEFLやら豊富なので、留学目指している方は必見ですね!
なお、IELTS対策については、中国のサイトで無料でIELTS教材が手に入るとのことで
使い方の説明がありました。やってみる価値あると思います。
こちらからぜひ!
まとめ:課題の種類の多さを克服する方法
課題の多さを克服するためには
地道に、より良いエッセーの構成を研究しアイディアを蓄えるしかないでしょう。
残念ながら、近道はなさそうです。
でも、今回ご紹介した教材やサイトを参考にすることで
独学でも、多くのIELTSライティングのアイディアを蓄えることができます!
頑張ってください!応援しております。
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