はじめに:海外留学にクレジットカードはマストアイテム
こんにちはSayaです。
唐突ではありますが、海外留学に行かれるみなさん!
クレジットカードの用意はできていますか?
海外留学へ行くのであれば、クレジットカードは「マストアイテム」です。
でもクレジットカードって色々ありすぎて何が良いのか悩みますよね・・。
なので、今回の記事では留学前のクレジットカード準備に役立つように、私のイギリス大学院留学の経験談も含めてクレジットカード選びのコツをご紹介しております。
この記事でご紹介しているような基準で私もクレジットカードを所有しておりますが、だいぶ安心した生活を送れておりますよ。
ぜひ参考にしてください。
クレジットカードが必要な理由
まず、なぜ海外留学にクレジットカードが必要なのか?という点をおさらいしておきます。
率直に言えば、海外へ行くとしたらクレジットカードは守り神となる上に便利だからです。
海外では、スキミングの被害などによりクレジットカードが不正利用される場合も多々あるのですが
そういった場合でも、カード会社が補償してくれる場合も多く、しっかりと、軽犯罪に気をつけながら使用していれば大丈夫です。
また、留学先の学費の支払いにもクレジットカードはかなり役立ちます。
>>参考記事:【大学院留学】おすすめの学費の支払い方4選
留学中は旅行などにも行くことも多いでしょうから、航空券の購入などをオンラインで行うことも多くなると思います。
その時にクレジットカードがないのは非常に不便です。
現地では学生という身分でクレジットカードを発行することは非常に難しいので、日本にいるうちにクレジットカードを作っておくことをおすすめします。
クレジットカードを選ぶ時の7つのポイント
クレジットカードにはいろいろな種類があります。
海外留学用として使用する場合は次の7つのポイントを確認しましょう。
- 学生でも持てるカードであるか?
- カードの上限はいくらか?
- キャッシング機能はあるか?
- 海外旅行保険の補償額はいくらか?
- VISAかMasterカードであるか?
- ポイント還元率がいいか?
- 為替手数料はいくらか?
学生でも持てるカードであるか?
一つ目は学生という身分でも持てるクレジットカードであるかどうか?という点です。
クレジットカード会社によっては、信用のある仕事を持っている人でなければ審査に通らない場合もあります。
そのため学生という身分ではカードが発行できない場合もあります。
しかし、日本では学生でも持てるクレジットカードはありますし、家族枠でクレジットカードを持てる場合もありますから、まずは、学生である自分が持てるクレジットカードを探すことが大切です。
カードの上限はいくらか?
クレジットカードには、支払いの上限がついています。
基本的に、航空券程度を購入する場合であれば、だいたいの場合、特別な手続きをしなくてもカードの上限に達することはないと思います。
ですが、大学院の学費となると100万単位の大きな金額をカードで支払うことになります。
場合によっては、クレジットカードの支払い上限を超えてしまう可能性もあるので、学費の支払いができるほどの上限があるかどうかを確認しておくことが大切です。
一般的には、クレジットカードには一時的に支払い金額の上限をあげることができるシステムが備わっていることが多いです。
学費の支払いのためであるという理由であれば、支払いの上限を上げてもらえるはずですので、確認しましょう。
キャッシング機能があるか?
キャッシング機能の有無も大切です。
キャッシングとはクレジットカードを使って、ATMなどから現金を引き出す機能のことです。
おおよそ、どのクレジットカードもキャッシングの機能はついていますので、安心してください。
そして留学中にキャッシング機能を使うのも非常に稀です。
この機能を使わなければいけない時は、おそらく非常事態のような時でしょう。
例えば、留学中近隣国を旅行していて、お金が盗まれてしまって、帰宅するまでの最低限のお金がなくなってしまった・・・とか(嫌な例ですが・・・)
そんなとき、最低限キャッシング機能つきのクレジットカードを一枚持っているだけで、トラブルも最小限におさえられ、精神的にも安心ですので、クレジットカードを作る時は確認だけしておきましょう。
海外旅行保険の補償額はいくらか?
クレジットカードには、基本的に海外旅行保険というものがついています。
この保険がついていることも、クレジットカードを持っていることの魅力です。
補償額は、カード会社によって異なりますので確認しましょう。
また、保険には「利用付帯」と「自動付帯」の2種類の保険があります。
それによっても、クレジットカードの選び方が異なってきますので、確認しましょう。
【補足】
*自動付帯とは海外旅行へ出発したその日から保険適用になる機能です。
*利用付帯とは、海外で旅行に関する買い物(例:チケットの購入)をした日から適応になる保険です。
VisaカードまたはMasterカードであるか?
カードにはいろいろな種類があります。
基本的には、VISAとMasterカードがあればだいたいの支払いはできるはずです。
そして、もし可能であれば、両方もっておいた方がいいと思います。
というのも、海外ではスリ被害にあう可能性があるためです。
>>参考記事:【スリ事例紹介】ロンドンではスリに注意しましょう!
>>参考記事:私がスリ被害者になってしまった!ースリ被害を防止するためにすべきことー
万が一クレジットカードがスリにあってしまった場合は、クレジットカードの利用をストップしなければいけないこともあります。
もしクレジットカードを1枚しか用意していなく、その利用をストップしてしまったら、利用可能なクレジットカードがない状況になりかねません。
なので、クレジットカードは最低限VISAとMasterカードを1枚ずつ持っていることがおすすめです。
ポイントの還元率がいいか?
せっかく、クレジットカードを持ち、大きなお金を支払うことになるのであれば、ポイントの還元率が良いカードを持っている方がお得でしょう。
例えば、海外留学をするのであれば飛行機に乗る回数も多くなるでしょうから、JALカードのような航空会社のクレジットカードを持つことで、マイルも貯まるし、お得感は増します!
為替手数料はいくらか?
日本でクレジットカードを使う場合はあまり気にしないところだと思いますが・・・
海外でオンラインショッピングを利用し多彩に、日本のクレジットカードを使用した場合には、「為替手数料」というものが発生します。
その手数料は、クレジットカードの種類によっても異なります。
この表を見てもわかる通り、Diners Clubが最も安く
その次にJCBカードとなっています。
私の経験上、タイでしたら、JCBカードはいろいろな場所で提携を結んでいる企業も多く、特典がたくさんありました。
なので、留学先によっては、JCBカードを持っているメリットは高いかもしれません。
Diners Club | 1.30% |
JCB | 1.60% |
VISA | 1.63% |
MasterCard | 1.63% |
AMERICAN EXPRESS | 2.00% |
海外留学におすすめのクレジットカード
それでは続いて海外留学におすすめなクレジットカードをご紹介いたしました。
上記の7つのチェックポイントを加味した上で、5つのカードをえらびました。
ほとんどのカードが年会費無料のカードで、学生でも持つことができるものですので、海外留学前に申し込んでおきましょう!
エポスカード
エポスカードの強み
- 疾病治療費が270万円
- 海外保険が自動付帯である
- 入会金・年会費無料
留学中のエポスカードの利用価値
海外留学を考えた時、医療保険の問題はとても悩むとことですが、エポスカードだと疾病治療費用が270万円なので、かなり補償額が高いと思います。
とくに、イギリスであれば、NHSという医療サービスがあるのですが、NHSに加入できるのは、長期のコースに在籍している者だけであって、Pre-sessional Course(アカデミック英語の集中コース)の期間はNHSが適用ならない場合が多いです
つまり、大学院入学するまでの間は無保険の状態(または、自分で海外保険に加入した状態)でないと、医療は100%負担となってしまうのか・・・
そうなんだよね。なので、持病を持っている人にとっては、270万円の補償額があるのは、だいぶ安心材料になると思います。また、エポスカードは、海外保険が自動付帯なので、カードで航空券を購入して出国するだけで、3ヶ月間保険適用期間となります!
つまり、Pre-sessional Course中に万が一のことがあった場合も、クレジットカードを持っているだけで、少しは補償されるということです!
クレジットカードを作るのは無料だし、年会費も無料!そして、学生でも持てるクレジットカードだから、作っておいて損はなさそうだね!
楽天カード
楽天カードの強み
- ポイント還元率がよい
- 楽天での買い物や支払いがお得になる
- 入会金・年会費無料
留学中の楽天カードの利用価値
僕は日本にいた頃から、楽天カードにはずっとお世話になっているよ
なんで楽天カードにしたの?
一番のメリットはやっぱり、ポイント還元率だと思う。楽天カードのポイント還元率は、とても良いと思う。特に、これから海外留学をするとして、大学院の学費は現地の口座を開設する前に高額なデポジットを支払わないといけないこともあるから、せっかくの高額支払いなら、ポイント還元率の高いカードで支払うべきだと思うなぁ。
たしかに!中には現地の口座を開設しないで、日本のクレジットカードで学費を支払う人もいるので、ポイント還元率を考えると、少しばかり学費がお得になるかもしれないよね!
リクルートカード
リクルートカードの強み
- 海外保険が利用付帯である
- JCBカードでの発行が可能である
- 入会金・年会費無料
リクルートカードの良いところは、唯一、海外旅行保険が、利用付帯なんですよね。
利用付帯ということは、現地に到着した後で初めて利用した日を1日目とカウントしてくれるんだよね
そうだよね。なので、例えばエポスカードのような自動付帯のカードとセットで持っていると、海外医療保険が最長半年までカバーできるわけなんですよね
なるほど!エポスカードは自動付帯だから、最初の3ヶ月分の医療保険は飛行機のチケットをエポスカードで購入することによって、カバーできるとして、その期限がきたら、リクルートカードで何かを購入すれば、そこから3ヶ月間は、リクルートカードの海外保険でカバーされるということだよね
そうそう!!ただ、旅行に関するものでないといけないので、例えば地下鉄の定期券とかを買えばいいと思います!
JALカード
JALカードの強み
- 学生カード/家族カードを作ることができる
- JALのマイルを貯まる
- 空港での特典あり(ラウンジの使用など)
僕は、楽天カードの他にJALカードも持っているよ!JALカードの良さは、やっぱりマイルが貯まるところだと思っているよ
そうだよね。私の経験上、他のクレジットカードでポイントを貯めたとしても、欲しいものや買いたいものがほとんどなくて、結局飛行機のマイルに変えてしまうということが何度もありました。その度に、JALのカードだったら、同じ金額を使った場合もっとマイルもらえたのにな・・・と後悔することも多かったです。
留学に行く人たちは、きっとこれから、飛行機に乗る回数も増えると思うし、持っていて損はないカードだと思います!
ただ、JALカードの悩みとしては、年会費がかかってしまうことと、マイルを貯めるほど飛行機に乗るだろうか?ということでしょうか。きっと中には、LCCのような手頃な値段の飛行機を頻繁に利用される方も多いでしょうし、JALを全く利用しないという方も少なくはないと思います。なので、このカードのメリットは、それぞれのニーズで大きく変わるかもしれません。
ANAカード
ANAカードの強み
- 学生カード/家族カードあり
- ANAのマイルが貯まる
- 空港での特典あり(ラウンジの使用など)
基本的にはJALカードと同じです!ANAを使う機会があるのであれば、ANAのマイルを貯めれるのでANAのカードを持っている方が良いかもしれないですね!
うんうん、ただ、British AirwaysはJALと共同運行便を出しているので、イギリス留学でれば、ANAよりもJALにお世話になることの方が多いかもしれません!
クレジットカードお得な合わせ持ち
5つのクレジットカードの特徴を簡単に説明しましたが、それぞれのカードの良さがあるので、個人のニーズによっても選ぶべきカードは少しずつ異なってくると思います。
ですが、この5つのカードの中で、あえて私が二枚選ぶとしたら、次の組み合わせをおすすめします
やっぱり楽天カードはポイント還元率がいいですので、一番おすすめしたいカードです。
そして、リクルートカード唯一、海外旅行保険が利用付帯ですので、セットで持っておきたいカードだと思います。
最後に、JALカードの場合は、年会費が発生するとしても、イギリス留学であればBritish Airwaysにお世話になることが多くなると思うので、その点でおすすめです!
まとめ:海外留学で使いやすいクレジットカードの選ぶポイント
さて今回の記事では海外留学で使いやすいクレジットカードについてのお話をしてきました。
参考になったでしょうか?
最後に、今後クレジットカードを選ぼうとしている方に向けて重要な視点を5つの視点をおさらいして、終わりにしたいと思います。
- 学費の支払いができること
- 学生の身分で所有できること
- 現地でも支払いができるカードであること
- 複数枚所有すること
- 海外旅行保険の自動付帯と利用付帯を一枚ずつ保有すること
クレジットカードの準備含め、留学準備がんばってくださーい。
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