はじめに:出願大学を決定するために
こんにちは、Sayaです!
今回は出願大学を決定するための8つのステップということで
私が実際にUCLのMA Sociology of Educationに進学を決めるまで
どのようなプロセスで自分の学びたいことを焦点化していったのかご紹介していきます。
出願校を決める難しさ
いざ、海外留学を目指そう!
と決断しても・・・
- 留学先はイギリスなのか?アメリカなのか?アジアの大学院なのか?
- 大学ごとのコースの微妙な違いは何か?
- 自分の本当に学びたいことって何か?
という点を考えたり、調べたりするのは、結構時間がかかります。
そして、その決断によって相当なお金も動きますし
今後の人生にも大きく影響してきますから
真剣悩みますよね。
誰かが答えを誘導してくれるわけでもありませんので
結局は自分と向き合わなければならないのですが、、、
今回は、今まさに出願先をどうしようか?と悩んでいる方の一助となればと思い
私が実際に悩みながら、どんなことをして、自分の学びたい大学と学びたい学問分野を決めていったのかお話します。
今回の8つのステップの中で活用できそうな項目がありましたら
ぜひ、ご活用ください。
出願大学を決定するための8ステップ
QSランキングを参考にする
大学院留学を検討するとしたらまずはじめにチェックしていただきたいのが
世界の大学ランキング、QSランキングです。
こちらを見ると、世界にはどのような大学があるのか把握することができます。
なお、日本には偏差値というもので大学を序列化していますが
世界でチャレンジするのであれば、そんな偏差値なんて気にする必要はありません!
世界の大学を狙う場合には、日本の偏差値はある意味で架空の数値です。
どの偏差値の大学でも、その大学で良い成績を納めていれば世界のトップ校の大学院に入学することはできますので、QSランキングを参考にしながら、より良い大学を目指すのもいい方法だと思います。
大学の留学フェアに参加する
海外の大学は、学生の取得競争がとても活発ですので
世界各国に大学の職員が訪れ
留学フェアに参加し、大学の説明会を行っております。
例えば、Beoが主宰する無料の大学・大学院留学フェアはおすすめです。
アメリカ・イギリス・オーストラリア・アイルランド・スイスの大学が集まってきます。
参加申し込みが必要ですので、ぜひ登録して参加しましょう
2021年は3月20ー21日が開催日ですよ!
日記を書く
私は教員2年目から日記を書くようにしました。
1年目は、仕事をこなすことで精一杯だったのですが
2年目からは、少し心にゆとりができていたので
- 日々の学校現場で感じたこと
- 疑問に思ったこと
を書きためていきました。
この日記は、毎日書いていたわけではなく
大きな出来事や、自分の心が動かされた時にメモするようにしていました。
この活動を通して、大学院で学びを深めたい学問や研究についての土台を築くことができたような気がします。
つまり、日記を書くことは自分の思考の整理をする大事なプロセスであると感じます。
私は日記は、とても簡単にワードに日付と、出来事を書き綴っていました。文章のチグハグなど、おかまいなしに、その瞬間に思い出したことを、雑なメモを取る要領で、書き散らしているような日記でした(笑)
体験談を読む(ブログ)
私にとって、情報源はもっぱら大学院留学をされていた方々のブログでした。
私は、色々な方々のブログを拝読し、自分の情報源としていました。
時には、ブロガーさんにご連絡し、直接ご質問させていただくこともありました。
とても丁寧なお返事をいただいた時は、とても感動したのを覚えています。
私自身が留学経験者のブロガーさんに大変お世話になった経験から
私も「異文化の魔法」を立ち上げ、私の経験談を公開しております。
最近では、直接ご相談をいただく機会も増え、Zoomなどでお話ができた読者さんもいたりと
私のブログ活動が、少しでも読者さんの留学のための情報源になっていることが嬉しく感じます。
※もちろん、留学エージェントさんの活用もいいと思いますよ!
過去の合格者の経験談をたくさん教えていただけますし
留学までのメンターともなってくださると感じます
友人とディスカッションを繰り返す
日記は1人の作業なので、書けば書くほど、留学の目的が、どんどん明確になってくるものの
考えが凝り固まってしまい、広い視野で物事を考えられない状況になることもありました。
なので、私は友人の知恵を借りて、少し私の話し相手となってもらっていました。
友人とのディスカッションでは、ゴリゴリに固まった私の考えを柔軟にしてくれ
新しい視点をいただけたような気がします。
ディスカッションに付き合ってくださる友人には心から感謝をし
話し合ったアイディアは必ず日記に書き込んでいきました。
視野が広がり、日々の学校現場の様子も、新しい視点で見つめることができたと思います。
論文・本を読む
「日記―ディスカッションー日記―ディスカッション・・・」
というサイクルを繰り返していくと
どんどん自分の学びたいことが明確になってはくるものの
自分の日記は非常に主観的であると思うようになってきました。
大学院のPersonal Statementだけでなく
奨学金の申請書類のことも考えると、客観的根拠が必要だと考え
より学術的な根拠を求めて、日記と並行して論文や本を読むようになりました。
そしたら、私の日課は
- 日記を書く
- ディスカッションをする
- 論文を読む
- わかったことを日記にまとめる
というような感じになっていきました。
論文の集め方については、次の記事が参考になるはずです。
大学院在学者にアプローチする
どんどん学びたい研究分野や、学問が明確になってくる頃には
おおよそどの大学に、その学びたい分野のコースがあるのかも
調べられている頃でしょう。
そしたら、あとは突撃です!
私は、その大学院に在学している方に突撃アタックしました(笑)
UCLの博士課程で学んでいる方をたまたまネットで見つけたので
Facebookでご連絡させていただき、オンラインでお話する機会を作っていただいたのです。
私の無謀なアプローチにも、優しく対応してくださり、とても感謝しております。
現在彼はもう博士号を取得し大学で教えていらっしゃるのですが
よくオンラインでお話しては、研究の相談にのっていただいております。
突撃アタックも悪いものではありません(丁寧であれば・・・きっと・・・)
学会・シンポジウムに参加する
論文を読んでいると、実際に本当の先生方にお会いしたくなるもので・・・
私は自分が参加できそうなシンポジウムや学会にも足を運んでみました。
そうすると、また新しい視野が持て、とても勉強になりました。
もちろん、ここでも学びも日記にメモをしていました。
まとめ:出願大学先を決定しよう!
さぁ、最後にまとめです。
私は日記をベースとして8つのステップで出願大学を決めていきました。
出願に至るまで私は色々なアプローチをしつつ
同時進行で書き綴っていたぐちゃぐちゃ日記は
その日に思いついたことを、ただ書き綴っていただけなのですが
でも、私にとって非常に貴重な財産であり
それを紡ぎ合わせながらPersonal Statement や奨学金の申請書の作成を行いました。
>>参考記事:【留学準備書類】Personal Statementに何を書くか?
>>参考記事:奨学金の志望動機書に書くべき3つのポイント
あの日記は私の大学院留学の小さなタネの塊だと思っています。
ぜひ、みなさんも日記を書きながら
留学のタネを植え始めてみてはいかがでしょうか?
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