はじめに:今回の記事で分かることは?
こんにちは!Sayaです!
今回の記事では、IELTS Task1で注意すべき3つのポイントが分かります。
ライティングでIELTS Band 6.0を目指している方は
この3つのポイントはしっかりとおさえましょう。
それ以上を目指している方は、自分のエッセーでこの3つが書けているかどうか?
確認してみましょう!
私の感想:Task1は難易度が高い
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私はIELTSの試験を15回経験しています。
その中で、Listening Band 8.5 / Reading Band 8.5 / Speaking Band 7.0 を取得し
【Band 8.5取得】IELTS Listeningに効果的な勉強方法:2つのコツ
【Band8.5取得】IELTS Reading 対策3つのコツ
そして、最高バンドスコアは7.5となりました。
【IELTS Band 7.5取得教材】sayaのおすすめ教材とレビュー11選
しかし、Writingは6.0止まりで、微動だにしないという事態に陥りました。
特に私が苦労したのは、WritingのTask1です。
私は、IELTSを受験しすぎて10回を超えたあたりから
本番でTask1を解く時は手が震えるくらいでした(苦笑)
まぁ、それもいい思い出?と言いたいところですが
まだ私の心の中では、まだ消化しきれていない思い出です。
では、なぜ私はIELTS Task1が難しいと感じたのでしょうか?
その理由は2つあります。
- グラフの特徴を掴む力が求められるため
- 情報をまとめる力が求められるため
つまり、IELTSのTask1は英語力以外の基礎能力の差が大きく影響を及ぼします。
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私のように、数字に弱くて(昔は理系だったので強かったんですよ!!)、瞬時にまとめられない人間(私はゆっくり、じっくり派です)にとっては、嫌な問題でした。
中には・・・
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ただグラフに書いていることを書けばいい
とおっしゃる人もいますが
「書けばいい」って・・・
- グラフのどこをまとめて!
- どの数字を書かなくていいのか?
グラフの読み取りが苦手な身からすると
その当然なことが知りたいんですよ
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って・・・ね〜。思いませんか?
共感していただけたら、私のTwitter (@ l0vu4evr)をフォローしてね(笑)
時には
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この問題は答えがObviousだよ〜(笑)
なんて、IELTSを受験したことがない人に言われた暁には・・・
心の中に怒りの炎が燃え上がることも・・・(笑)
そんな、グラフが苦手なでも気をつけることができる
数字の扱い方について3つのポイントをまとめます!
大きい数字の扱いに注意しよう
一つめのポイントは、大きい数字の扱い方についてです。
まずは、次のグラフをご覧ください。
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Source: IELTS Mentor graph 305
これはインターネット使用者のグラフですね。
イランは、56.7と書いてあります。
- この56.7は何を意味するのでしょうか?
- イランのインターネット使用者が56.7人ということなのでしょうか?
違いますね。
グラフのタイトルを見ると
Internet users in million – June 2017 と書いてあります。
つまり、このタイトルから単位はmillionであることが分かります。
なので、56.7の意味は56.7 million (56,700,000)ということです。
エッセーに書く時は、56.7 millionまたは56,700,000どちらを書いてもいいですが
数字書く場合は「コンマ」忘れずに書くようにしましょう。
単位の扱いに注意しよう
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Source: IELTS Mentor graph 305
もう一度、こちらのグラフを例として使います。
2つ目のポイントでは、もう少し深く単位のお話をしていきます。
先ほどお話したように、こちらのグラフの単位はmillionでした。
なので、1であれば1million。10であれば10 millionです。
この場合は、とても簡単なのですが・・・
お金の単位で、Pound やdollarが出た時は注意しましょう。
1であれば1 pound。ですが、10であれば10poundsと複数形になります。
さらに、Poundより小さいお金の単位は、Penceです。
10であれば10 pence (複数形にはなりません)。ですが、1であれば1 penny!!
では、おまけです。
Euroもお伝えしておきます!
1であれば、1 Euro です。10であれば、10 Euroです。
この場合は、単数・複数は変わりません。日本円も同じです。
単位に合わせた文章を作ろう
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このグラフは単位の復習にはとても良いグラフなので
ぜひ単位の扱いをどのようにするかも考えてみてください。
さて、このグラフで鍵となるのは、縦軸ですね。
縦軸は何を表しているのでしょうか?
グラフのタイトルを見ると分かりますね。
Estimated number of Catholics per nation
つまり、Catholics の数字です。
Catholics とはキリスト教徒ですから、「人の数」を表しています。
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では、文章を作ってみましょう。
- The Catholics in the Philippines were 75,940,000 in 2010.
(和訳:2010年、フィリピンのキリスト教徒は75,940,000でした。)
これは良い文章でしょうか?
いいえ、IELTSが求めているのは、これではありません。
この表は「人の数」を表しているので、
- The number of ~
- The population of ~
のような言葉が必要です。
- The population of Catholics in the Philippines was 75,940,000 in 2010.
(和訳:2010年、フィリピンのキリスト教徒の人口は75,940,000人でした。)
- The number of Catholics in the Philippines was 75,940,000 in 2010.
(和訳:2010年、フィリピンのキリスト教徒の人数は75,940,000人でした。)
この小さな違いが、バンドスコアに大きな違いを生みます!
書けていなかったな〜と思う方は、ぜひ、いますぐ実践しましょう。
終わりに:エッセーを書いたらこの3つを確認しよう
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IELTSのライティングの試験では、書くことに精一杯になって
見直しまで時間を作ることは難しいかもしれません。
でも、見直しの時間を作ることはとても大切です!!
書いて満足はダメですし、書くことで精一杯にならないように
日々の勉強でも、見直しの時間を作ることを意識した学習を行う必要があります。
試験当日は、ゆっくりと見直しの時間を作ることもできないと思いますので
最低限、おっちょこちょいのミスを減らすためにも
次の3つは、毎回エッセーを書き終わった後に、チェックする癖をつけておくと
いいと思いますよ!
- 大きい数字の桁と単位
- 単位の複数形・単数形(特にポンド!)
- 単位に合わせて文章を作ること
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