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【コロナショック】緊急帰国・奨学金停止!!!

コロナ
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saya

・UCL博士課程在学中
・UCL修士課程修了(Distinction)
・直感でやりたい!と思ったことはとりあえずやってみる性格です

学問:教育社会学
前職:小中学校教員 / 日本語教師
興味:文化の違いを楽しむこと
趣味:旅行 / ヨガ / 温泉めぐり
英語:IELTS7.5 / TOEIC 900

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はじめに

色々と状況が変化している中、ブログを書く時間がなかなか作れないのですが・・・

でも、

saya
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コロナの状況は現地にいる人にしか伝えられない!

と思って、今ブログを書いています。

読者のみなさんも、ニュースを通して情報を得ていると思いますが、

毎日、毎日、コロナウィルスの状況が深刻化しています。

中国から始まったコロナウィルスも、今ではヨーロッパが非常に大変な状況です。

こんなことになるとは、誰が想像していたでしょう。

私は、驚きと共に、恐怖しかありません。

イギリスのコロナの状況

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現在イギリスのコロナ患者はどんどん増え続けています。(現在:約2600名)

でも、イギリスのコロナ対策は、世界と正反対の対策をしているんです。

日本ではコロナの蔓延を防ぐような努力をしていると思いますが、

イギリスは逆にコロナを蔓延させて、国民に免疫をつけよう!!!

と考えています。

ニュースによると、国民の60%がコロナに感染すれば、

コロナは落ち着くと考えられているようです。

出典:Coronavirus: Some scientists say UK virus strategy is ‘risking lives’

恐ろしい対策ですね。

年齢が若かったり、持病を持っていなければ、

コロナに感染しても死に至ることは少ないと言われているものの、

感染を避けられるのであれば、もちろん避けたいです。

一方、イギリスの医療機関NHSでは、

コロナのような症状が出ても1週間自宅待機し、

その後、悪化した患者のみ、NHSに連絡するようにと言っています。

発病して、1週間以内であれば、追い返されると聞きました。

出典:Coronavirus NHS

そんな中ですが、マンチェスターでは、

先週の金曜日1万人規模のコンサートを開催したそうです。

出典 :Chinese social media shocked as huge concerts go ahead in UK amid coronavirus pandemic

なぜ、パンデミックの状況でこんな大規模のコンサートの開催許可がおりるのでしょう。

とてもガッカリです。

このような状況ですから、イギリスはヨーロッパの中でも

これから最も患者数が多くなる国になるような気がしています。

UCLのコロナの状況と対応

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UCLでは、3月12日に1名コロナ患者が出ました。

その前日にはSOASで患者1名出ていて、

その数日前には2日連続でオックスフォードで1名ずつコロナ患者が出ていました。

UCLでコロナ患者が出た翌日から、大学には学生が消えました。

外国人学生は、すぐに飛行機のチケットを購入し、国に戻っていきました。

もちろん中国人学生も、イギリスより危険そうな中国に戻っています。

(といっても、中国は国土面積が広いので場所によっては、イギリスより安全なのかもしれません)

実は今学期はストライキが3週間もあったので、かなり授業が潰れていました。

そして、今回のコロナのせいで、残りの授業もオンライン授業に変わりました。

昨日、そのオンライン授業を受講したのですが、

ネット上で先生に質問を投げかけて、それに答えてもらうのみの不満足な授業でした。

ガッカリでした。

最後の1回の授業については、おそらくオンライン授業の運営がうまくいっていない理由で 休校となりました。

また、今後のTerm3の授業および修士論文については、完全にオンラインで行うという連絡も受けました。

そのため、今回帰国を決断した学生は、退寮手続きをとって、

もうイギリスに帰ってこないつもりで、帰国をしている人が結構います。

奨学金停止

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ここ1週間の変化が非常に大きすぎて、私はずっと、もたもたしていました(苦笑)

1日の変化の速さと情報量の多さ、それらの処理をしつつ、

周囲の日本人や友人との話し合いをしながらどうするか考えていました。

それと同時に現在支給していただいている奨学金の財団にも連絡を入れました。

すると・・・

「危険情報レベル2になり、それが1ヶ月続いたらその月の奨学金の支給はない」との連絡を受けました。

もちろん奨学金のガイドラインには、危険レベル2の国派遣しないという規約はあるのですが、今回のレベルの上がり方は、尋常ではないくらいのスピードでしたので、来月から奨学金ストップと急に言われると、非常に困りました。

ここ数日の私は

国の対策が分からない。

大学の状況も分からない。

どうにもこうにも動けない・・・。

なんて思っていたところでしたし、やっとオンライン授業に切り替わる!と分かるや否や、すぐに、危険レベルが2に上がりました。

さらに追い討ちをかけるように ・・・

本日3月18日の閣僚会議で、ヨーロッパの入国規制に関する案件が通り、

イギリスを含む世界の30カ国以上の国々に対する入国規制と2週間の自宅待機要請および、公共交通機関の使用不可

との通達を受けました。

この規制は21日午前0時から4月末まで行われるとのこと。

そして、私は・・・

そうか・・・・。確実に奨学金ストップだ・・・どうしよう。

となったわけです。

果たして緊急帰国できるのか?

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とりあえず、本日通達を受けた後に、21日より前に帰ることができるチケットを調べ

ました。

明日にも帰る意気込みで・・・。

Skyscannerで調べると、往復8万円代のチケットが見つかり!!

もう買ってしまおう!!!

と思って、エージェントのHPに飛んだら・・・

46万!!!!!!?

という数字が表示されて・・・

びっくり。

そう。

帰国ラッシュが相次ぎ、今飛行機の値段が高騰化しているんです。

特にヨーロッパー中国の便は尋常ではないくらいの価格です。

今日、ロンドンー上海 片道航空券 270万円を買った人がいるとニュースになっていました。

出典:Youtube

とりあえず、21日の入国制限までのチケットはもう無かったので

(トランジットするならありましたが、それは避けたかったので・・・)

私は26日のチケットを買いました。

もちろん22日、23日などもあったのですが、25日に担当教官とオンラインで修士論文の打ち合わせをする予定で、万が一25日に色々な面倒な状況に巻き込まれ、修理論文の打ち合わせができないのは、絶対に嫌だ!!と思って、26日のチケットにしたんです。

やっぱり、何よりも私にとって今一番大切なのは勉強なんです。

でもね。残念なことに・・・

もうすぐイギリスは、国境封鎖をするという噂が流れています。

これは、情報源不明です。

おそらく数日のうちだと思います。

というのも、今日UCLから来たメールには、

自分の国帰る人は数日のうちに帰りなさい!!

と書かれていました。

数日・・・・・って何日ですか?!

要するに、明日、明後日中に帰れということなのでしょう。

26日なんて論外でしょう。

だから、私は残留組になる・・・かな(苦笑)

日本人留学生は、結構帰国しているようですが、もちろん残留組もいます。

そして、私は腹を括れなかった中途半端組で、結局残留になりそうな人です(笑)

おそらく、2020年度留学を控えている方は、今回の状況を非常に心配に感じられているでしょう。

今後の様子は本当に分かりません。

私自身の今後もどうなるか、明日がどうなっているか、全く想像ができません。

イギリス国内では、少しずつマスクをつける人が出てきたようですが、私の住んでいるところでは、こんな状況でもマスクをつけている人は見かけません。

でも!咳をしている人は見かけます。

その時はギョッとします。(でもコロナか風邪かは、全く分かりません汗)

なので、私はもう外には出かけていません。

2020年度の方々が安全に留学できるように、8月までには落ち着いて欲しいものです。

以上、イギリスの様子でした。

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コメント

  1. aruimk より:

    大変な状況をリポートしていただきありがとうございます。私も国は違いますが、突然そういった事態になる可能性をシミュレーションしておこうと思いました。

  2. saya より:

    aruimk さん
    お返事が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。そして、コメントありがとうございます。どんどんコロナは世界中に広まっていますので、気をつけてくださいね。そして私はこれからも、イギリスの現地の様子については報告していきます。本当に大変だと思いますが、このような時期ですので、情報交換しながら、頑張りましょうね!!いつも、ブログを訪問してくださり、ありがとうございます!

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