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Q:UCLの MA Sociology of Educationで量的研究手法は学べますか?

quantitative ucl質問コーナー
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saya

・UCL博士課程在学中
・UCL修士課程修了(Distinction)
・直感でやりたい!と思ったことはとりあえずやってみる性格です

学問:教育社会学
前職:小中学校教員 / 日本語教師
興味:文化の違いを楽しむこと
趣味:旅行 / ヨガ / 温泉めぐり
英語:IELTS7.5 / TOEIC 900

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はじめに

こんにちはSayaです。

今回も、また読者の方から、ご質問をいただきましたので

そのお返事を皆様にシェアさせていただきますね。

Q:UCLのMA Sociology of Educationでは量的研究手法は学べますか?

Sayaさんこんにちは。今年UCLなどいくつかのイギリスやアメリカの大学に出願を考えているのですが、UCLの教育社会学コースでは質的な調査をやっている方がメインなのでしょうか。私は量的な手法も身につけたいと考えており、もしご存知であれば、そしてお手隙であればお返事いただけますと幸いです。

結論的から述べますと

学べないことはないですが「個人の努力」にかかっている!

という点が正直なところです。

イギリスの大学院は1年間と非常に短い性質のため

Taught Mastersで量的研究手法と質的研究手法の二つを十分に満足がいくほど学ぶのは、とても難しいというのが、現状でもあり、私自身の個人的な感想でもあります。

Taught Mastersとは?
イギリスには、様々な種類の修士課程があるのですが、Taught Mastersに進学する学生が最も多い気がします。例えば、私が学んでいたMA Sociology of EducationはTaught Mastersのプログラムで、教育社会学(社会学)の基本的理論を学ぶことが多かったです。このように、Taught Mastersは、その学問領域の基礎的な知識を身につけることに重きを置かれています。一方、Research Mastersは研究を行うことに焦点を置いた修士号なので、その学問領域の基本的知識がある人が進学を志望する場合が多いです。

>>おすすめ記事:【海外留学】イギリスの修士号はMAだけではない!自分に合う修士号の選び方は?

特に、UCLのInstitute of Educationは理論研究に強い大学です。

そのため・・・

UCLは量的研究よりも質的研究が活発だよね〜

なんて、UCLのPhDの先輩と話をしたこともあります。

といっても、量的研究ができないというわけでは全くなくて

量的研究手法を学びたいとすれば、

  • MAの学位ではなくMScの学位が取得できるコースを選択する
  • UCLではなく他大学を目指す

というのも選択肢に入れておいたほうがいいでしょう。

または、研究手法に着目してコースを選ぶとしたら、MResと言って、Research Mastersに進学し、幅広い研究手法を学ぶのも一つの方法かも知れません。

UCLのMA Sociology of Educationのコースについては

理論に関する学びが盛りだくさんでした。

研究手法の授業もありましたが

質的研究の研究手法についての話が多く、統計学的な内容は1−2回くらい?

そんな感じでした。

しかし、統計分析をして修士論文を執筆している学生もたくさんいましたし

UCLではSPSS等の統計ソフトの使い方の有料講座を別で開催してくださっていたりするので、そういった機会を有効活用するのもいい方法です。

このように、コースで学べないことも

自分で学びの機会を拾っていけば

十分に量的研究手法を学ぶチャンスはたくさんあります。

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