こんにちは、Sayaです。
今回は大学院留学(または、大学院進学前、または大学院進学中)のおすすめ本40選をだだだーっとまとめていきます。
私は教育社会学を専攻しているので、どうしても、教育社会学よりの選書となってしまいましたが、なるべく汎用性のあるものを選ぼうと思いつつも・・・どうでしょう・・・?
時間の都合上、私のレビューは書けておりません。
そして、40冊しか紹介ができなかったのが残念です・・・
本当はもっともっとおすすめ本をリスト化しようと思えばできたのですが、それはまた次回とします。
ひとまず、今回の選書は、どれもいい本ですので、ぜひ、読んでみてください!
入門書
まずは、入門書です。
基本的にこちらの書籍は、社会学について幅広く扱われているので、全体を理解するにはピッタリです。複数冊手にとって読んでみてください。
そうすることで、社会学の中でも自分が興味を持てる分野というのがわかってくると思います。
また、哲学系の本もチラホラ入れています。というのも、哲学は基礎知識として知っておいた方がいいからです。
基礎知識とはいえ、哲学はあまりにも難しくて、新しい哲学者の名前に出くわすと、何が何だか全くわからないので、「哲学用語図鑑」はとりあえず、手元に置いておいてもいいかもしれません。
この図鑑の説明は本当にシンプルなので、哲学が少しわかってくると、物足りなくなる気がしますが、哲学に触れたことがなければ、あって損はありません。とりあえず、わからない人物名と出会したら、こちらの図鑑で引いてみると、雰囲気わかってきます。
大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる (角川文庫)
よくわかる社会学[第3版] (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
歴史と理論からの社会学入門
よくわかる社会学史 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)
大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる
ジェンダーの社会学入門
社会学にできること
哲学用語図鑑
少し難しめ(でも、読みやすい)
入門書から一歩階段を上がったような内容の本です。
どれも、目を通しておくといいと思います。
とりわけ、タイトルに「寝ながら学べる」と書かれているだけあって、寝ながら学べる構造主義は非常に読みやすいです。
それから、サンデル先生の「正義」の話は面白いので、ぜひ。
「正義」は社会学でも重要なトピックですので、授業の中でもたくさん出てくる言葉です。
寝ながら学べる構造主義
これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学
現実はいつも対話から生まれる
フーコー入門
社会契約論 ──ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ
ヴェーバー入門 ――理解社会学の射程
カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家
超解読! はじめてのフッサール『現象学の理念』
社会学 第五版
少し難しめ
少し難しめ専門書については、もっとおすすめしたい本がいっぱいあるのですが、「んー、この本は私は読んでいるけど、果たして多くの方に役立つのか???」と疑問に思うものばかりで、なかなか本を選ぶのが難しいな・・・とも思ってしまいました。
結局選書した本も、興味が偏っている気がします・・・。
その点はごめんなさい。
甘えの構造
文化・階級・卓越化
NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か: 希望と自由の哲学
インターセクショナリティ
ナショナリズムとは何か
分析手法関連
分析系の本は、洋書も数冊含めています。
というのも、その辺りカバーしていると、質的研究であれば、ある程度把握できると思ったからです。もちろん、そこを入り口として、もう少し深く調べる必要はありますが・・・。
統計解析の本はSPSSの本を入れていますが、RやSTATA、Pythonを使う方も多いと思います。
ただ、SPSSは統計ソフト初心者にはコマンドが使いやすいですし、書籍も多いです。(が、個人的にはファイルの形式があまり好きではありません・・・)
SPSSは大学でライセンスを持っている場合も多いので学生期間は無料で使えることも多いですが、そうでない場合は結構お金がかかります。
その分Rは無料なので、R利用者も多いはずです(話題が横道にそれすぎました。)
質的研究法マッピング (ワードマップ)
よくわかる質的社会調査 (プロセス編) (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)
SPSSによる統計処理の手順 第10版
SPSSによる多変量データ解析の手順 第6版
マンガでわかる統計学
Thematic Analysis: A Practical Guide
Bryman’s Social Research Methods
Research Methods in Education (English Edition)
教育社会学系
最後に教育社会学系の本です。
教育社会学を学びたい方、そして、現場の先生方にはおすすめの本です。
こちらの本は、先生方のお名前も覚えて、他の著書でしたり、論文にも目を通されみることをおすすめします。
よくわかる教育社会学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)
どのような教育が「よい」教育か
大衆教育社会のゆくえ: 学歴主義と平等神話の戦後史
学校にできること 一人称の教育社会学
教育の社会学 新版- 〈常識〉の問い方,見直し方
教育は何をなすべきか――能力・職業・市民
カリキュラムの批評: 公共性の再構築へ
状況に埋め込まれた学習: 正統的周辺参加
ハマータウンの野郎ども ─学校への反抗・労働への順応
子どもの貧困: 日本の不公平を考える
Kindleがない本はPDF化の代行会社に頼むべし
「海外で勉強しながら、日本の本を読みたい!でも、読みたい本にはKindle本がない!」
という場合は、本のPDF化の代行を行ってくれる会社に頼むのが便利です。
私はいつもスキャンピーさんにお願いしています。
Amazonで本を買って、スキャンピーさんに指定された住所に本を送ると、スキャンピーさんが本をPDF化して届けてくれます。
とっても助かっています。
これまで、Kindle本があるものについては、Kindleを使ってはいたんですが、先日、誤って、Kindleを消してしまったんです。
Kindleを再インストールしたら、イギリスのKindleになってしまったため、これまでKindleにためていた本が読めなくなってしまったんですね。
VPNを使えばいい?という話ネットで見たのですが、(または日本に帰国後にKindleを再インストールするとか)今回の件で、Kindle はもうやめようと思いました。
こんなハプニングに出くわすと、Kindleも使い物にならないということがわかったので、結局PDFが一番安心だな・・・と思っている次第です。
本の管理はSideBooksというアプリで管理していて、書き込みもできるし、ハイライトもつけられるし、ブックマークもできて、正直何も問題ありません。
なので、私はいつもAmazonで本を買って、スキャンピーさんにお願いしてPDF化してもらった本をSideBooksで管理してIPadで読んでいます。
ぜひ、お試しあれ!
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