こんにちは、Sayaです。
今回の記事は少し衝撃的なタイトルですよね。
イギリスの家で泥棒に入られたという話についてまとめていきたいと思います。
と言っても、この話は私の体験というよりは、私の前のお家の話です。
そこお家のハウスオーナーと今も付き合いがありまして、たまに泊まりに行っているので、ある意味で、そこのお家は、私にとってはイギリスの実家みたいな場所なんです。
なので、そのお家に泥棒がはいったなんて、信じられませんでした。
今も私があのお家に住み続けていたら、私も被害者となっていたわけですから、イギリス・・・というか、ロンドンって怖いなぁ・・・という思いを間接的に体験しました。
今回は、その記録として、どんな風に泥棒に入られたのか？ということをまとめておこうと思います。
場所・地域柄
お家の場所が特定されてしまうのはあまり好ましくはないので、詳細を述べるのは避けますが、そのお家はCentral Line沿いの駅が最寄り駅で、Zoneの区画ではZone6にあるお家です。
Zone６というと、実はもうロンドン市ではなく、Greater Londonの区分となります。
そのせいもあって、その地域にはアジア人、黒人、アラブ系のような方を見かけることは少なく、ハイストリートと呼ばれる商店街も、イギリス風の看板やパブが立ち並ぶ、比較的治安の良いエリアです。
また、住宅街に足を踏み入れると、大きな一軒家も多く、庭の手入れも行き届いており、だいぶ経済的にゆとりの多い方が住んでいるような地域でもあります。
私の元ハウスオーナーは、日本人女性で、一人暮らしをしています。
お家は集合団地で、私が住ませていただいていた頃は、そのハウスオーナーと二人で、そのお家に住んでおりました。
ハウスオーナーは、その地域に引っ越してきて、もう15年くらいは経つと思うのですが、近所の方々とも仲良く、みんなが知り合いでしたので、とても安心感がある地域だなぁと思って住んでおりました。
イギリス集合団地は、日本の集合団地の雰囲気とは少し異なっており、四方八方に入り口があります。
表現するのが少し難しいのですが、アパートの裏にも表にも、横にも別々のお宅の入り口がついているんです。
例えば、アパートの表面の入り口のお部屋は、アパートの区画の１階分のお部屋のみとなっていたり、裏面の入り口は、そのアパート区画の２階と３階のお部屋の入り口であったりします。つまり、裏面の入り口は玄関入ってすぐに階段があり、２階へと繋がっている、みたいな構造となっているわけです。
イメージつきますでしょうか？
とにかく、イギリスのお家は至る所にドアがあって、複雑構造になっているということだけ理解していただければ大丈夫です。
話は戻りますが、その私が住んでいたお家というのは、集合住宅の裏面に入り口がついているお家だったわけです。
なので、比較的人目につきにくいと言われたらそうとも言えます。
ですが、集合住宅なだけあって、家が密集している場所だったので、そこで大胆にも、玄関から侵入しようとした泥棒の犯行は非常に大胆な行動だったようにも感じます。
被害について
さて、被害についてですが、不幸中の幸いで、被害は玄関のガラス窓が割られた程度だったようです。
犯人グループは2人から3人で、彼らは玄関のガラス窓を割って、ドアの内側の鍵を開けて、家の中に侵入しました。
ですが、ガラス窓を割ったことで、ガラスの破面が床に散乱し、ドアの開閉時に、ガラスの破片が音を出したようなんです。
その異常な音に、仲良しの隣人が気づき、家から出てきてくれて、犯人グループが家の中に侵入しようとしているところを見つけてくれたそうなんです。
その際に、隣人が「何をやっているんだ！」と叫んだら、犯人グループの一人が「友達のジョンを待っている」なんて、何気ない顔で言って、あとは、走って逃げていったそうなんです。その際に見えた人数は2人。もしかしたら、もう１人いたのかもしれないのですが、正確な人数については、分からないそうなんですね。
その後、すぐさま、隣人が警察に連絡をしてくれて、警察が来てくれたそうなんですが、犯人グループの確保は非常に難しく、泣き寝入りしかないという状況だったそうです。
被害については、玄関のドアが壊されたのみで、家の中が荒らされた形跡はなかったようです。
つまり、隣人がかなり早い段階で気づき、犯人を追い返すことができたため、被害はこの程度で済んだんだと思います。
しかし、万が一私があの家に今も住んでいて、家の中で勉強している時に、犯人グループが侵入してきたら・・・なんて考えると恐ろしくて、想像もしたくないです。
凶器とか持っていそうですし、私に危害が加えられる可能性もあるかもしれないですし・・・
では、犯人が侵入してきたら、私は犯人に気づかれないように隠れる・・・と言っても・・・。
とにかく、あのお家については、とっても安心していた場所でしたので、こんなことが起こってしまい、私としても衝撃を隠せません。
おわりに：泥棒以外の軽犯罪にも気をつけて！【注意喚起】
ここ数年で、イギリスの治安は確実に悪化していると思います。
経済的にも厳しいですし、社会福祉の面でもそうです。
泥棒に入られたハウスオーナーも、「経済が悪くなると、泥棒が増えるからね・・・」なんていうことをぼそっと呟いていたので、そういう状況なんでしょうね。
今回のストーリーは泥棒についてですが、過去に、異文化の魔法では、スリ被害についての記事も執筆しております。
泥棒被害よりもスリ被害は、どの方でも遭遇する可能性がありますので、ぜひ過去の記事をお読みいただき、普段の生活における安全確保の参考にお使いください。
そんな風に情報を発信している私の横で、昨年、TORUさんも、IPhone Proをカフェで盗まれてしまいました。
あれだけ言っていたのに・・・と思いつつ、私もポルトガルで鍵を入れていたポーチを盗まれたことがありますし、いくら気をつけていても、やられる時はやられるんですよね。
在英の皆さん、そして、これから渡英される皆さん、お互いに気をつけて生活しましょう。
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