はじめに:留学のためにブレインストーミングは大切
こんにちはSayaです。
今回は、ブレインストーミングの有用性とそのやり方について解説していきます!
留学すると決めたその日から
たくさんの文章を書かなければいけませんので
ブレインストーミングのスキルを身につけると非常に役立ちます。
ということで、今回の記事では
ブレインストーミングの目的と私が実践している3つのやり方を詳しくお伝えしていきます。
相手を説得する必要のある文章を書く際に、ぜひご活用ください。
なぜブレインストーミングが留学に役立つのか?
![multiethnic students doing research together in library](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/pexels-photo-5940844-1024x682.jpeg)
まず初めに、軽く私の話になりますが
私はもともと文章を読むことや書くことの嫌いな理系人間でした。
>>参考記事(note):嫌いこそものの得意なれ?
高校生の頃の私は、数式を覚え一つの解を導いていくことが美学だと感じていました(笑)
なので、小論文なんて大嫌い。
長文読解の文章は、右から左に抜けていくような人間だったわけです。
なーのーに!
![saya](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/1578068683978.jpg)
今は書くことが楽しいです。
きっと、これは留学を達成するために、たくさん書いた経験をしたからでしょう。
留学を達成するためには
- 大学院に合格するためのPersonal Statement (自己推薦文)
- 奨学金に合格するための申請書
- 大学院での課題
- 修士論文
- (IELTSやTOEFLのライティング学習のための文章・・・sigh)
といった、書く作業を通して、相手を説得するスキルが必要になります。
(とくに文系であれば文系であるほど)
私はもともと文章を構成することが苦手で
A4一枚の文章を埋めるのも最初は億劫で仕方ありませんでした。
しかし、留学を達成するためには、以上に示したような書く作業を避けては通れませんでした
ので!少しでも、書く作業を楽しく単純化しよう!とおもって
取り入れた作業が「ブレインストーミング」です。
ブレインストーミングは、グループでやることが多いのですが、今回はグループで行うものを、一人で行う方法として紹介していきます。
![saya](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/1578068683978.jpg)
文章を書くことが嫌いな私でも、ブレインストーミングをすることだけは楽しく取り組めたんです。ブレインストーミングをしていると、自分の分からないところがわかってきますよ。
ブレインストーミングの力を鍛えることで
相手を説得できる文章の土台を築けるようになってきます。
ということは
- 大学院に合格できるかどうか?
- 奨学金を取得できるかどうか?
- 成績優秀で合格できるかどうか?
という点まで、ブレインストーミングの力量に関わってくるんです。
ブレインストーミングの目的
![man wearing black and white stripe shirt looking at white printer papers on the wall](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/pexels-photo-212286-1024x682.jpeg)
ブレインストーミングは留学において重要であることを理解していただいた上で
次は、ブレインストーミングを実践する目的は何か?という点について述べていきます。
ブレインストーミングの目的は以下の3つあります。
- アイディアを集める
- 文章の方向性を決める
- 分かっていること・分からないことを明確にする
ブレインストーミングをすると
色々なアイディアが集まってきます。
とにかくたくさんのアイディアを出すことが目的ですので
より多くの考えが浮かんだら正解です。
もちろん、人が集まれば集まるほど、アイディアもたくさん出ますので
一人でブレインストーミングをして、行き詰まった時は
友人、家族、同僚などに、意見を募ってもよいでしょう。
アイディアが集まれば、より良い文章の方向性を検討することができます。
アイディアとアイディアをパズルのように組み合わせながら
- 説得力の増す展開はどのようなものか?
- 似たようなアイディアはどれか?
という点を考えていくと、文章の方向性が自ずと見えてきます。
さらに、分かっていること・分からないことを見つける作業も
ブレインストーミングの大きな役割です。
分からないことを自分で意識することで、文章を書くための素材集めを焦点化させることができます。
ブレインストーミングの3つのやり方
それでは、ブレインストーミングの3つのやり方をご紹介します。
![](http://saya-culture.com/wp-content/themes/cocoon/images/ojisan.png)
文章を書くのが苦手だな〜
![](http://saya-culture.com/wp-content/themes/cocoon/images/obasan.png)
留学先での課題や修士論文のテーマどうしようかな〜
と悩んでいる方々は
ぜひ、この3つを一度は実践されてみてください!
きっと良い方向性が見えてきますよ。
マインドマップの作成
![man standing inside room](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/pexels-photo-3184642-1024x682.jpeg)
まず一つ目は、マインドマップの作成です。
マインドマップという言葉を一度は聞いたことがあるでしょうか?
マインドマップを作成する活動とは
一つのキーワードから連想されるキーワードを考えて
キーワードの枝を増やしていくようなものです。
どんどん枝が増えていくので、大きめの自由帳などで取り組むといいです。
マインドマップは、課題の中からキーワードを探し
それをメインキーワードとして扱うと、取り組みやすいでしょう。
(例)言語習得には、個人の才能と環境要因どちらが重要であるか?
このような課題であれば
- 言語習得
- 個人の才能
- 環境要因
という3つの大きなメインキーワードが抽出できますので
それぞれに対して、マインドマップを作ってみるといいと思います。
例えば、環境要因を取り上げると、「家族・居住地域・階級・言語環境・教育言語etc」
といった枝が伸びると思います。
![](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/5EEEDD4C-41C6-4B52-8F50-CDFCC7EE6036-1024x704.jpeg)
このように、どんどん枝を伸ばして、キーワードの連想ゲームを楽しみましょう!
アプリのMindmapperなどを活用するのも良いかもしれません。
自分の興味があることをどんどん書いていく作業ですので
楽しみながら、頭の中を整理していけますよ。
KJ法の活用
![sticky notes on board](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/pexels-photo-3782235-1-1024x682.jpeg)
つづいて、KJ法です。
KJ法は、文化人類学や社会学の研究分析でも使われる方法でもあるのですが
とてもシンプルで、ブレインストーミングとしても広く活用されています。
必要な道具は、大きな紙と付箋です。
一人で行う時は
このくらいの付箋と、A3の自由帳くらいで十分でしょう。
また改めて、例題として先ほどのテーマを拝借します。
(例)言語習得には、個人の才能と環境要因どちらが重要であるか?
とりあえず思いつく限りのアイディアを付箋に1枚ずつ書きます
アイディアはより単語・短文に近い形の方がやりやすいです。
そして、アイディアが出切ったら
付箋をグループごとにまとめます。
つまり、KJ法とは付箋に書いたキーワードを
グループごとに、名前をつけ、重要なポイントをまとめていく活動なのです。
個人的に、この作業は複数人でやるときに適している活動だと思いますが
私は気分転換に一人でやります。
マインドマップと異なり、前のキーワードとの関連を考えながらキーワードを考えなくて良いので
思ったキーワードをどんどん上げていけてストレスフリーです。
かつ、付箋を使うという点が、特別感があって少し気持ちもワクワクします。
文章の方向性が全く見えていない時は
まず、とりあえず知っていることを付箋に書き出して
グループ化するKJ法をやってみることをおすすめします。
なぜなぜ法の活用
![ask blackboard chalk board chalkboard](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/pexels-photo-356079-1024x620.jpeg)
最後は、なぜなぜ法です。
これは、よく原因解明のための「なぜなぜ分析」とも呼ばれます。
なぜなぜ法を使う時は、とりあえず自問自答の繰り返しです。
この方法は、例えばPersonal Statement の作成で非常に役立ちます。
私がPersonal Statementを作成した時の様子を例にご紹介していきます。
私はUCLに行きたい
なぜ?
UCLにはInstitute of Education(IOE)という教育学研究所があるから
なぜIOE?
教育学で世界的にも有名で、現職の先生もたくさん在籍しているから
なぜIOEではないといけないの?
IOEの教育社会学専攻では、私の興味のある分野の授業があるから
こんな感じで、自分が他者の視点になって「なぜ?」と思うようなことを
自分に問いかけながら、具体的な展開を見つけていく方法です。
単純にキーワードを考えるよりは、重めのブレインストーミングですが
論理展開を明確にできる方法なので、キーワードを十分に出したあとに
一歩踏み込んだ形で、なぜなぜ法に挑戦してみると
文章を書く時には、言葉がスラスラと出てくるでしょう。
おわりに:ブレインストーミングのスキルを身につけよう
![working in a group](https://saya-culture.com/wp-content/uploads/hands-people-woman-working-1024x682.jpg)
今回は、ブレインストーミングの目的からブレインストーミングの3つのやり方までご紹介しました。
文章が苦手だった私でも、ブレインストーミングならできるかも?と考え
重い腰を上げて取り組んでみた日から
今では、ブレインストーミングなしでは、文章を書くのは不可能といった状態にまでなりました。
ブレインストーミングをすると
文章の方向性が明確になるので、文章が書きやすくなるはずです。
そして、とにかく楽しい!という点が、私のおすすめポイントです。
ですから、今回提案したブレインストーミングのやり方を自分のスキルとして身に付け
論理的で説得力のある文章が書けるように頑張りましょう!
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