みなさん、こんにちは。Sayaです。
今回はイギリス大学院修了後の進路についてのお話です。
といっても、私の話ではなく、ひっそりと存在している、異文化の魔法、第二の管理人のTORUさんの話です。
TORUって誰?
TORUって思った方は、ひとまずプロフィールをどうぞ!
久々にプロフィールを見てみたのですが、だいぶアップデートしなきゃいけないなぁと思うほど、時が過ぎてしまっていたんですね。
私のプロフィールも同じだなぁ・・・と思いつつ、そこまで異文化の魔法にも時間をかけられないので、アップデートはひとまず保留で!
さてさて、今回の本題であるTORUさんですが、とても長いプロセスを経て、Kings College London に入学したのも2022年のこと。その長いプロセスは以下の記事にまとめています。
この記事を執筆している今日は、2025年11月なので、KCLの記事を執筆したのは3年半も前のことなんですね。時が過ぎるのはとっても早いです。
TORUさんにとって、KCLでの1年間は大変な時期も多かったようですが、無事、修士論文は最優秀成績であるDistintionを取得して修了しました。
イギリス大学院修了後のGraduate Route という選択肢
イギリスの大学院を修了するや否や、TORUさんは、日本に行くか、イギリスに残るか迷っている時期ががありました。
イギリスの大学院にはGraduate Route といって、大学院を修了すると就労可能なビザを得る権利がもらえます。TORUさんの時は2年もらえたのですが、ここ最近はその制度でもらえるビザは18ヶ月に短縮されたようです。
私が修士課程を修了した2020年にはまだGraduate Routeは存在しなかったので、イギリスのビザの制度はコロコロ変わるんですよね。
ちなみに、Graduate Schemeのビザって高額なんです。ビザが高額というよりも、NHS代金をビザ申請時に一気に支払わないといけないので、今であれば約1000ポンド/年(2年のビザであれば約2000ポンド)とビザ代のおおよそ500−600ポンドを一括で支払うことになります。
ただでさえ、修士1年間の学費と生活費でだいぶ疲弊するのに、そのあとの、職が得られる保証も無いまま、Graduate Scheme使うのは、経済的なゆとりがなければ、結構厳しい選択になると思います。
そのため、TORUさんは日本に帰って就活することにしました。
イギリス大学院修了後の就職先
はい・・・ということで!

僕は、日本で大学の教員になりました。
正直、私たち二人してびっくり仰天なのですが、TORUさんは今、日本のとある大学で、大学の教員として働いています。
転職する前(つまり、KCL修了後)は、とあるNPOで勤務していました。
そんな中「こんな募集があるけど受けてみたら?」と教えてくださった方がいました。
正直、私としては、そんな感じで仕事って舞い降りてくるの???と思ったわけですが、これはTORUさんが持っていた人脈と、力量と、人柄と、そして、高校教員を辞めてからも自己研鑽に励み、退職時には全く想像もしていなかったであろうイギリスの大学院に進学し、努力をし続けた成果なんだと思います。
とはいえ、大学の教員は不安定な側面もあるので、TORUさんは、これからも、まだまだ頑張り続けることになりそうです。




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