はじめに:英語は永遠に学び続けなければいけない・・・
言語習得は、とても難しく、私たちに一生の課題を与えてくれます。
英語学習にはこれができたら完璧!!なんて魔法の法則は存在しません。
人それぞれが違うように
- 学び方も一律ではなく
- 習得のスピードも違う
だから、英語の学習って、自分と見つめ合うプロセスであったりするわけです。
でも、自分に合う英語の勉強方法を見つけるのは、とても大変なことでもあります。
なので、英語の勉強方法を探している方へ!
私の経験から「英語の日記」をオススメします。
英語の日記は子どもから大人まで!
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私は、過去に英語の教員として中学校で働いていました。
そのあとは、IDIYの講師として英語の日記の添削をしていたこともいあります。
【元アイディー講師が解説】IDIYの効果的な使い方と英語学習のアドバイス
英語の教員をやめた後も、ライティングの指導を続けていたのは、
やっぱり、英語の日記と英語学習への効果を心から信じているからです。
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なので、今回の記事では、私が教員をしているころのお話と私の幼い頃の経験を中心に、日記のよさについてお話をします。
読者の方々にも、ぜひ、英語学習に英語の日記を取り入れていただきたいと思っております。
中学生にとっての英語とは?
みなさん、英語を勉強し始めたばかりの頃ってどんな気持ちでしたか?
- 楽しそう!
- かっこいい!
- 頑張りたい!
こんなピカピカした言葉が並んだのではないでしょうか?
私が教師として働いていた頃、中学校1年生からは
英語を楽しみにしている気持ちが伝わってきました。
でも、中学校生活が慣れてくるとともに、子ども達から
- 英語が分からない・・・
- 難しい・・・
という言葉が出てきて、いつの間にか
英語なんて話すことができない!!
と言われてしまう悲しい結末の壁が待ち構えている。
私は、この悲しい結末をどうしても阻止したいな〜と思っていました。
英語はなんのために勉強するんだろう?
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私は子どもたちが、英語に飽き飽きしている姿をみると
自分の中で、疑問が浮かんできました。
- 英語ってなんのために勉強するんだろう?
- 英語って、暗記科目なのだろうか?
もちろん、英語の習得には語彙の暗記や文法的な知識は絶対条件です。
でも、私は暗記以上に英語は表現の科目なのではないだろうかと思っています。
表現の科目であれば、極端な話
美術や音楽とも似たような要素があるのではないか?
と感じます。
つまり、英語とは・・・
- 自分の考えを相手に伝えるため
- 色々な人と友達になるため
など、色々な方との理解を深め、コミュニケーションをとるために
勉強しているのではないのだろうかと思うんです。
でも・・・
このことを中学生に理解させるのは至難の技です。
英語ができる満足感
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英語は表現の科目である以上、
私は、教師として、子供たちには
自分の考えを伝える経験をなるべく多く作ってあげたいな〜と考えていました。
では、自分の考えを伝える方法って、どんな形があるのだろうか?
と考えると・・・
「話すこと・書くこと」があげられます。
つまり・・・
私は、文法や単語の暗記に合わせて
より多くの、話す機会や書く機会を提供すれば
英語ができるという満足感が得られるのではないだろうか?と考えています。
しかし、スピーキングには限界があります。
- スピーキングの学習には、一斉授業は適さない
- 会話の場合、すぐに言葉を話さないといけないので、子供への負担が大きい
そのため
瞬間的な反応が必要なスピーキングは、
答えに自信がない→間違ったら嫌だ!→言いたくない→英語は嫌だ
と陥りやすいと思うんです。
なので、私は書くこと(特に日記を書くこと)が
英語ができる!という満足感を高め
英語を頑張りたいという意識に繋がると考えています。
このように考えているのは、私自身の過去の経験があります。
先生に英語の日記の課題を出された
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私は全く英語ができなかった頃
英語の先生に
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毎日、英語の日記を書きなさい
という宿題を出されました。
当時の私は、自分の考えを英語で表現することに限界があり
黙っていることが多かったので、とても無理難題な課題だと感じました。
でも、先ほどもお伝えしたように
書くことは、話すことと違って瞬間的な能力ではないので、自分の言いたいことを
ゆっくりと表現することができます。
私はこんな要領で日記を書いていました。
その当時の私は、英文を書くことよりも
パステルカラーのミルキーペンを使って、ノートを綺麗に書くことの方が、楽しかったです(笑)
また、筆記体に憧れていたので
日記を筆記体で綺麗に書くことも楽しかったです(笑)
私にとって、当時の日記の目的は
可愛くノートをデコレーションことであり
英文は、二の次、三の次だったように感じます。
英語の日記に取り組み、気づいたこと
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and then への絶対的信頼!
英語の日記を数週間取り組んだあと
私はあることに気付きました。
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私の文章の表現はいつも同じで、接続詞はand then しか使っていないじゃーん!!
当時の私は、and thenに絶対的信頼を寄せていました笑
それを先生が見つけては、新しい接続詞に変えてくれました。
これは、私の中で大きな発見でした。
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and thenの使いすぎは、もうやめよう!
と思ったわけです。
because の便利さと濫用
でも、私は次にbecauseにハマりました(笑)
そして、文章のはじめをBecause,にすることがブームとなり
それも、先生に何度も訂正されました。
Becauseで始まっている文章は
すべて、It is because / This is becauseに訂正されました。
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Because で始まる文章ってダメなんだ〜
と思ったのも、とても強く覚えています。
英語の日記は楽しい!
この二つのエピソードは、私にとって衝撃的なエピソードでした。
でも、とにかく、英語の日記は楽しかった!という思い出は残っています。
もちろん、ノートをデザインすることが楽しかったのもありますが
先生が添削してくれて、コメントをくれることもすごく嬉しかったんですね。
当時の先生には、とても感謝しています。
日記の指導と自己肯定感
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・・・と過去を振り返り
日記のよさを述べつつも、学校の先生は忙しい!
だから、ライティングの添削って、本当に大変な作業だと思います。
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でも、私はライティングの指導こそ、子ども達が、英語って楽しいな〜と思える瞬間だと信じているんです。
英語の日記は、自分の思いや、自分が楽しいと思ったことを
自分の選んだ言葉で表現することができて、先生からのレスポンスもある。
これが、自己肯定感につながって、もっと表現の幅を広げるために
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文法を覚えよう〜
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語彙を増やそう〜
などに、繋がるのでは?と考えています。
終わりに:ライティングの指導への思い
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私は、今回お話した思いや、経験の上で
私はこれまで、ライティングの指導は懇切丁寧にやってきたつもりです。
そして、私はなんといっても、ライティングの授業が好きでした。
子どもたちの中には、英語の勉強を、面倒くさいとか、分からないとか言って
乗り気ではない子とお話をしながら文章を作っていくと
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え〜、そんな簡単な単語でいいの?
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え〜、こんな簡単な文法でいいの?
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言いたいこと言えた!!
というような嬉しい言葉が聞こえてきました。
そんなこんなで、英語の日記をオススメしていたら・・・
子どもたちの中には、自習ノートにも日記を書いてくれる子が増えて
私は添削に追われました。
ま・・嬉しい大変さでした(笑)
そして、教員をやめた後も、IDIYの講師として
大人の方々を中心に、英語の日記や文章を添削し続けていました。
今私は指導者としての立場から少し離れていますが、もし私が次に教育現場に戻るなら
またライティングの指導をしたいな〜と思っています。
でも、指導者として戻る前に、これからも私は自己研鑽に努めたいです。
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