メモアプリの使い方をシェアしよう会
2021年11月14日、異文化の魔法初のオンライン勉強会を実施いたしました!!
その名も「メモアプリの使い方をシェアしよう会」
Twitter上で【ゆる募】という形で募集させていただいた結果
日本・アメリカ・イギリス・カナダの4カ国に滞在するフォロワーさんのご参加をいただき、私たちSaya・TORUのホストも含め、合計9名でメモアプリについての勉強会を開催することができました。
参加してくださった皆様、この度はありがとうございました。
本当に、みなさんありがとうございました!僕も勉強になりました!
このメモアプリの使い方をシェアしよう会で話し合われた内容は
非常に有益で、とても勉強になることがたくさんありましたので
今回は、その記録を記事としてまとめました。
参加者の皆さんだけでなく、異文化の魔法を訪問してくださった読者の皆さんにも活用していただけるような知識がたくさんありますので、ぜひ、この記事を最後までお楽しみください。
おすすめメモアプリ7選
Notion
Notionとは、自分専用のWikipediaのようなものを作れるメモアプリです。
スケジュール管理や、読んだ本の管理、参考になるHPの管理などに使うことができます。
人によって、色々な使い方ができるので工夫次第で可能性は無限大です。
ただし、無料版の場合はアップロード制限があります。
アップロード制限を無制限に変えたい場合は、月々$4支払うか
学生であれば、大学のメールアドレスでアカウントを作ることで有料版の機能も無料で使えます!
なので、学生にはお得感満載です。
ただし、メモアプリをシェアしようの会では、
Notionは機能が多すぎて使いにくく感じる
という意見も出ました。
機能が多いことは、工夫次第で自分仕様にできるというメリットがあるものの、あまりにも機能が多いのもデメリットに感じる場合もあるようです。
Evernote
メモアプリの代名詞というくらい良く知られているのが、Evernoteですね。
今回の会でも、過去に使ったことがある人はたくさんいたのですが
利用経験者からは・・・
もう少し何かをしようとすると、有料になってしまう
という声も・・・
この点は、Evernoteのデメリットと言えるかもしれません。
ただし、Evernoteはメモを取るだけでなく、データの保管、録音をするなど、メモを取りたい状況で、こんな機能があれば嬉しいのになーという機能をカバーしている印象です。
そして、検索機能がどのメモアプリよりも優れていると言われているので
文献なども、検索をかけるだけで探し出せるというメリットもあるでしょう。
あとは、お金を出して利用するほど、Evernoteの機能が自分の思考プロセスに合っている?という点を見極めるといいかもしれません。
Goodnote5
Goodnote5とは・・・
iPadを買ったら、このノートアプリは必ず買ったほうがいい!
と色々な方がおすすめしているアプリです。
今回の会でもiPadを持っている方は、こちらのアプリを購入している傾向にありました。
実は私もGoodnote5を持っているのですが、個人的な感想としては、皆さんがおっしゃるほど使い心地が良いとは思えていませんでした。
ですが、今回の会を通して、その魅力が少し分かった気がします。
とにかく・・・
Goodnote5のメリットは、アプリの中でファイルを保存することができるだけでなく、そのファイルに書き込みができることです。
そして、そのファイルは、フォルダー分けをして、Goodnote5の中に保存することもできます。
イメージとしては、PCのDocumentの中に作っているフォルダを、全てGoodnote5の中に作成してしまうような感じです。
そうすることで、他のアプリを開いたりせずに、色々な場で配られた資料をGoodnote5内で開くだけで、メモを書き込めるようになります。
研究会や授業など、たくさんの資料が配られる状況で、かつ、その資料に書き込みをする必要がある場合は、最適なアプリと言えるでしょう。
OneNote
OneNoteとは、Microsoft社が出しているメモアプリで、とても有名なアプリです。
機能の中には、トグル機能も備わっていますので
トピックを階層化して、アイディアをグルーピングしながらまとめるのにも適していると言えるでしょう。
また、アイディアを階層化できるので、エッセイの執筆など、いろいろなアイディアをカテゴリーごとにまとめる用に使いたい時のメモアプリとしておすすめです。
ただし、デスクトップ版は有料なので少し悩みどころかもしれません。
そんな時にはMicrosoft 365オンラインを活用してみてください!
Microsoft365オンラインでは、すべてのMicrosoft Officeのソフトが無料で使えます。
デスクトップ版と比較すると、機能は少し限定的ではありますが、Microsoft365のOneNoteを活用しても、メモを取るには十分でしょう。
Scrivener
Scrivenerとは、文章を執筆するためだけに開発されたメモアプリです。
そのため、文章の小見出しがとても見やすく表示されます。
このアプリは、文章を書くことが中心なので機能はそれほど多くはありません。
ただし、文章を書くのに必要最低限の機能がしっかりと揃っているので
他の機能と比較すると、メニューがごちゃごちゃとしていなくて、スッキリとしています。
Scrivenerは有料で$47ですが、買い切り型のソフトで、iPad版のアプリもあり、そのアプリと同期することもできますので、エッセイ執筆には、使いやすいソフトかもしれません。
今回のメモアプリの使い方をシェアしよう会では、参加者の方が実際に画面をシェアして、使い方を見せてくださる場面もありました。
とても分かりやすく説明してくださって、勉強になったよね!
Google Docs / Spread Sheet + Google Drive File Streamの組み合わせ
Google Spread Sheet や Google DocsはGoogleとは、オンラインの表計算・文章作成ソフトです。
無料で利用でき、複数人で一つの資料を一緒に作成することができるのが魅力です。
これらのソフトで作成したファイルは、Google Drive とも簡単に同期することができるので、作ったデータを自分のPCに保存せずして、クラウドに保存することができます。
その際には、Google Drive File StreamというGoogleのアドインを使うのが便利です。
これを利用することで、「メモを取る、文章を作成する、文章のファイルを保管する」という一連の流れを全てオンライン上で完了することができるメリットがあります。
自分のPCが手元にない時でも、ネットワークさえあれば、これまでのデータをすぐに閲覧することができるのも良い点でしょう。
利便性という点では、どのソフトよりも優れているかもしれません。
レファレンス管理ソフト(Mendeley / Zotero / EndNote)
最後にレファレンス管理ソフトについての話にもなりました。
今回の会の参加者は、修士課程の学生さんが多く、これからレファレンスソフトの使い方を学びたいと思っている方が多かったので、深い情報交換はできなかったのですが、どのレファレンスソフトにもメリットデメリットはあります。
その点については、私の過去の記事やツイートを挿入しておきますので、そちらをご参照ください。
残された課題
今回の会は、みなさん初対面とは思えないくらい、活発な話し合いが行われ、時間が足りないくらいでした。本当に積極的に参加してくださり、嬉しかったです。最後に今回の会で残されてしまった課題をまとめます。
- 英語単語学習を効率的に行うためには、どのように覚えたい英単語を管理するのが効率的なのだろうか?
- 論文管理ソフトとメモアプリをどのように使い分けると、効率的にエッセイや論文の執筆を行うことができるのだろうか?
- 手書きのメモよりも、アプリ上のメモは忘れやすいので、忘れないようにするための工夫はどうすればよいのだろうか?(マインドマップの作成やアイディアの階層化が解決策の一つかもしれない)
メモアプリをシェアしよう会のまとめ
最後に、アメリカの大学で博士課程に留学していらっしゃる絶対留学するマンさん(@j1hzpJtQ6qZHVIl)が今回の会のまとめを作ってくださいました。
こちらのまとめツイートもぜひ参考になさってください。
メモアプリをシェアしよう会を開催して【Sayaの感想】
最初にも述べましたが、今回のようにオンライン勉強会を開催するのは、異文化の魔法としては、初めての試みでした。
今回の勉強会は、【ゆる募】のつもりでTwitterでツイートした内容が、不思議とインプレッションが上がり、どんどんと参加希望者が膨れ上がったのを見て、これでは収拾がつかなくなる!と思い、途中で参加者募集を停止にしました。
その結果、小規模開催となったわけなのですが・・・
その小規模感がとても良く、Twitterでアイコン画像を通して交流していた人々が、リアルな人になり、オンラインという媒体で、お話ができるという経験は、緊張しつつも、一気に距離感が縮まったような感覚もありました。
そして、やっぱり「メモアプリの使い方をシェアしよう会」という、ゆるいタイトルだけれども、メモの取り方を本気で考えたい!という意識の高い参加者が集まってくださったこともあり、とても積極的に意見を出してくださり、本当に良い勉強会となりました。
メモアプリの使い方については、今回の話し合いでは十分に悩みを解決できなかったこともあると思いますし、今回の学びをこれからのメモの取り方に応用してみようと思い、試行錯誤を始めた参加者もいると思います。
そして、今この記事を読んでくださっている方も、この記事を読んで知ったメモアプリを使ってみようかな?なんて思っているかもしれません。
こんな形で、一人では気づけなかった「効率的な勉強方法」「効率的な仕事術」を複数人の知恵を合わせて、みんなで共有しながら、各々が成長できるようなスペースができたこと、私はとても嬉しく思っています。
今回の会は、きっと私一人で「異文化の魔法」を運営していたら、成し遂げることのできなかった取り組みの一つです。
2021年から新たにブログの運営の相談に乗ってくださっているTORUさんが、会の運営の流れの助言・サポートをしてくださったおかげでもあります。
今後も、このような会を開催しながら、多くの方々の学びにつながる取り組みが行えればいいなと思っておりますので、ぜひ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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