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University of Derbyのオンライン心理学修士課程の様子【留学体験談】

University of Derbyインタビュー
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saya

・異文化の魔法の管理人
・University College London修士課程修了(Distinction)
・直感でやりたい!と思ったことはとりあえずやってみる性格です

専門:教育社会学
前職:小中学校教員 / 日本語教師
興味:文化の違いを楽しむこと
趣味:旅行 / ヨガ / 温泉めぐり
英語:IELTS7.5 / TOEIC 900

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はじめに

こんにちは!管理人のSayaです。

今回は、インタビュー記事第七弾!

University of DerbyのPgDip Psychology (Conversion) に在籍していらっしゃる

うぇるぶさん(@WellbJP)にインタビューへ伺ってきました。

  • University of Derby とはどのような大学?
  • 遠隔課程(distance learning)のコースはどのような雰囲気?
  • PgDipとはどのようなコースなんだろう?

このようなことが気になった方々、今回のお話はぴったりですよ!

色々な留学のスタイルがあることが知れるインタビューとなりました。

University of Derby:PgDip Psychologyの概要・応募条件

University of Derby: PgDip Psychology の概要・応募条件
  1. 期間:1年3ヶ月〜2年間(遠隔課程)
  2. 応募条件:学部の成績が最低GPA 2.7以上(イギリスの成績では2:2以上)
  3. 面接試験:なし
  4. IELTS:Overall 6.5
  5. 推薦状:なし
  6. 授業料:6,330ポンド(約890,000円)*1ポンド =141円
  7. その他:心理学に関する単位40credit 分受講済みであること。過去に受講していない場合は University Certificate in Psychology で該当する講義を受講すること

こちらのコースは、過去に心理学の学位を取得していない方で

今後、心理学関連のキャリアを考えている方を対象に、コースが編成されております。

British Psychological Society の認定を得たコースでもあるため

修了生の多くがカウンセラーなど、様々な現場での心理職を目指しています。

また、PgDipとはPostgraduate Diplomaの略称であり

修士号(MSc)とは異なったDiplomaという称号ですので

Diplomaの取得をした後に、修士号(Masters degree in psychology)を目指す方も多いようです。

その場合は、本コースで取得した単位分を免除申請することもできますので

今後大学院で心理学を学びたいと考えている方にとって

心理学の基礎をしっかりと学べるコースとなっています。

受講可能な講義は次の通りです。

授業一覧
  • Biological and Cognitive Approaches in Psychology
  • Individual Differences
  • Introduction to Perspectives in Psychology
  • Investigation and Analysis
  • Research Project Diploma Exit
  • Social and Developmental Psychology

以上に示した授業は、全て必修科目です。

こちらのコースは完全オンラインのコースですので

期間は1年3ヶ月〜2年と、一般的なイギリスの修士課程よりは長めに設定されています

>>参考リンク:Postgraduate Diploma in Psychology / University of Derby

うぇるぶさんにインタビュー

University of Derbyに入学しようと思ったきっかけ

saya
saya

うぇるぶさん、この度は、お忙しい中、インタビューにご協力くださり、ありがとうございます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

本日は、よろしくお願いいたします。

saya
saya

現在、うぇるぶさんは、University of Derby PgDip Psychology (Conversion)に在籍され、日本にいながらオンライン授業で学ばれていらっしゃるんですよね?ちなみに、Conversionとはどのようなコースなのでしょうか?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

はい、そうです。Psychology(Conversion)課程はオンラインのコースですので、日本に滞在しながら勉強をしております。
私のコースの「Conversion」とは、基本的に今まで心理学以外の学部・大学院生であった人たちが、心理学に移るためのコースです。そのため、特定の心理学分野ではなく、心理学全般を広く学ぶようなカリキュラムになっているんです。もちろん、心理学部卒業後、さらに分野を絞らずに心理学を学ぶためにも入学できますよ。

saya
saya

Conversionという課程があるのを初めて知りました。私は、学部が農学系で大学院で文転し、教育学修士を日本で取得したので、大学院在学中は学部の一年生に混ざって教育学の基礎科目を履修したのを覚えています。なので、私の大学院のカリキュラムはConversionコースと少し似たような雰囲気を感じました。

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

そうですよね、Sayaさんは学部から大学院に上がるとき、専攻を大きく変えていらっしゃいましたよね。私の場合は、学部では心理学を学んでいましたが、心理学だけではなく学際的な学部でしたので、英国の厳しい基準に単位が足りず、英国で心理学を専攻するためには、心理学全般を改めて学ぶ必要がありました。
なので、Derby大学のこのコースを履修し心理学の基礎を身に付けたあとは、健康心理学(Health Psychology)の修士課程へ進みたいと考えています。今のコースを修了すると、英国心理学会の基準を満たすことができ、英国で健康心理学などの応用心理学系コースに進むことができるようになります。今後の計画の前段階であることから、大学のランキングや、自分の専門性との一致度にこだわるより、学びやすく、サポートが充実していそうなコースを優先しました。

saya
saya

なるほど!そうなんですね!
University of Derbyと言えば、オンライン授業で有名な大学でしたよね?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

そうなんですよ。Derby大学はオンラインコースの老舗で、学費もリーズナブルであり、カリキュラムも柔軟であることから、色々な大学と比較検討して入学を決めました。実は、Derby大学は100以上のオンライン課程を2001年から開設していて、オンラインの経験が豊富な大学なんです。その経験に基づいて、入学できるタイミングが年3回あったり、時差や個々人の学習ペースの違いがなるべく問題にならないように配慮されていたり、教員や事務のサポート体制が充実していたりします。履修のペースも、自分に合わせてある程度選べるようになっています。

saya
saya

それは魅力的ですね。オンラインならではの柔軟性がありますね!でも、オンライン学習はどうしても、一人で学ぶ時間が長く、相談相手も見つけにくくなってしまうため、勉強を続けることが大変そうなイメージなのですが、実際にはどう感じますでしょうか?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

その通りだと思います。私も入学後に知ったことなのですが、やはりオンラインという形式ならではの問題でドロップアウトしてしまう学生は、それなりに多いようです。しかしDerby大学は「自分の大学はオンラインの経験が豊富で、そういう問題を重視して対応している」「特に、孤独に陥らないようなコースづくりをしている」とアピールしているんです。

saya
saya

とても素晴らしいサポート体制ですね。実際に、一人で勉強する孤独感は、結構ありますよね。私もコロナでオンライン授業になってしまった時は、勉強が大変なのはもちろんですが、それとともに孤独感は強かったですね〜。

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

そうですよね。一人で勉強を続けるのは結構大変だと思います。ですから、私もまず重視したのは、「入学したら修了できそうか?」という点です。オンラインの大学院についての情報が少ないので、入学前には学生生活がイメージしきれませんでした。果たして入学して修了できるのか、その「難易度感」を掴むのに相当苦労しました。日本人で英国オンライン大学院を修了したというブログ等もほとんど見かけなかったため、「きっと入っても途中で挫折する人が多いのだろう」という前提で検討をスタートしました。そのため、「挫折するとしたらどんな場合か」を頭に置いた上で、「これならできそうだ」と思えるまで入学先の大学を比較検討しました。

オンライン留学を決めた理由は?

saya
saya

そもそも論になってしまうのですが、「留学」と言えば現地に行って学ぶというが一番最初に思い浮かぶ学びのスタイルな気がします。そういった留学のイメージがある中で、どうして、うぇるぶさんは遠隔課程でのオンライン留学をご選択なさったのでしょうか?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

一番の理由は、個人的に現地留学が難しい状況だからです。まず、私は個人事業主なので、今もっている仕事を一度手放すと、帰国後に再始動するのにかなりのコストがかかります。現地留学の学費、生活費と、さらに帰国後のコストを合わせると、それだけのリスクを背負うことはどうしても慎重にならざるを得ませんでした。仕事の内容は、大学院の内容とリンクしているため、自分にとって現場をもちながら勉強できることはメリットでもあります。オンライン課程は一般的にpart-timeで、仕事と両立しやすくなっています。

saya
saya

確かにそうですよね。オンラインの特徴は、日本にいながらでも勉強ができるところだと思います。現地での生活費はとても高いですしね。

この留学費用や、コロナの時代であることも考えると、遠隔課程のニーズが一気に高まっていく気がします。これから、益々注目されていきそうですよね。

>>参考記事:【海外留学費用】イギリス留学費用はいくらかかる?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

そうですね。オンライン留学については、私も日本にいながら英国の大学院で勉強できるということ自体に、とても魅力を感じました。仕事や人間関係は日本語ネイティブとして日本で行いつつ、学びは国際標準の英語でできる。日本の学会などに参加しても良いし、自分の仕事の現場でデータを取りながら国際的に通用する力を身につけられる。

さらに、一度オンラインで学ぶ術を身につけてしまえば、修了後も「現場を持ちながら勉強や研究を続ける」ことへの道が開けるかもしれません。心理学ではよく「科学者–実践者モデル」が理想だと言われるのですが、オンラインでの学びの力はそれを実現するのに良いのではないかと考えました。

University of DerbyのPgDip Psychologyの雰囲気は?

saya
saya

実際にコースがスタートし、Term2で学ばれているとそうですが、オンライン授業はどうでしたか?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

コースはネット上の掲示板(Discussion board)オリジナルのテキストを中心に進めつつ、動画、Webinar、eBooks、各種文献などを随時参照していくスタイルです。毎週の学習内容が決まっていて毎週小課題が出て、それについての質疑応答や課題提出が掲示板への投稿という形で随時行われるので、ターム中はずっとライブ感があります。
自分のコースは、進行の中心は掲示板とオリジナルテキストであり、通学制ほど頻繁にライブ授業があるわけではありません。しかし、テキストはオリジナルの、授業を文字起こししたような内容ですし、必要があるところは動画が提示されたり、教員がライブ授業や質疑応答を行ってくれたりします。テキストベースの進行はライブ授業と違ってリスニングの心配もないですし、学習スケジュールが柔軟なのが良い点です。

saya
saya

確かに充実した授業ですね。私もコロナの影響によって、途中からオンライン授業に変わってしまったのですが、イギリスのオンライン授業は対面式と大差ないくらい十分な学びがあると感じました。

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

そうですよね!英国大学院の遠隔課程(distance learning / online)で得た学位は、通学課程(on-campus)と同等であるとされています。学びの内容や難易度も、通学課程と同等という定義です。 旧来の日本の一般的な通信制大学をイメージすると「通信は学びの質が…」などと思ったりするかもしれませんが、英国の遠隔課程は日本と色々異なりますし、今の時代はネットが発達しているので、いちど先入観は取っ払うことをおすすめしたいです。たとえば、実際私は放送大学大学院の単位もいくつか取りましたが(放送大学もいい大学ですが)、学びのスタイルは全く異なります。

saya
saya

私も放送大学の単位を数単位履修しましたが、本当に全然違いますね!別物と考えていいくらいだと思います。
ちなみに、私の大学では、修士論文の指導教官が割り当てられる前に、Personal Tutorといって、生活一般の不安などを相談できる先生がいました。基本的には、指導教官が決まってからは、指導教官との距離がぐっと縮まっていったのですが、Personal Tutorには何度かお世話になったことがあります。遠隔課程の場合は、そのようなPersonal Tutorの先生はいらっしゃるものなのでしょうか?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

そうですね、私たちもpersonal tutorという個人別のケアや学習相談をしてくれるアカデミックスタッフも割り当てられていて、ビデオ通話などでサポートをしてくれます。授業の質問については、module leaderやmodule tutorにいつでもメールできますよ。

saya
saya

そしたら、通学課程の学生と全く同じシステムですね。

University of DerbyのPgDip Psychologyの課題は?

saya
saya

さて、続いて課題について教えていただきたいのですが、コースの課題は、どのような内容が出るのでしょうか?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

私はまだ最初のmoduleしか終えていないので、moduleによって異なるのではないかと思いますが、履修したmoduleでは、ほぼ毎週、学習内容に合わせたend of unit activity (formative assignment)として小課題が出ました。この小課題は成績とは関係なく、フィードバックをもらうためのものです。字数制限も厳密ではないのですが、200語〜多い例で1000語くらいの分量感でした。あるトピックについてのライティングをするか、記述式の問題が出るか、あとはグループワークを行ってその内容を報告する、などでした。

saya
saya

私の大学でもFormative assignmentというものはありましたよ!内容は、成績評価には含まれず、色々な意見をいただいたのを覚えております。

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

私たちの場合は、毎回の課題は掲示板に書き込む形でしたので、他の学生の回答を読むことができるし、その回答に対する学生同士のレスポンスも推奨されています。課題に対してはtutorがコメント(feedback)を付けてくれます。そのため、課題であると同時に、ディスカッションや添削見本のような役割も果たしています。毎週の教材や文献だけでなく、学生や教員の書き込みも追っていくのはなかなか大変でしたので、私は途中から全てを追うのはやめて、流し読みする程度にしていました。

saya
saya

私も掲示板上でコメントし合う課題がありました!すべての意見を取り入れるのって本当に厳しいですよね・・・。

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

ですよね。全て追うのは厳しいです。
ちなみに、成績は期末のエッセイ課題によって付けられます。これが2つの課題で合計3,000語。下記のような課題でした。

  • 複数の学術論文の倫理的・方法論的比較
  • 自身の志望する心理学の分野におけるキャリアプランと自己分析


どちらも論文や引用文献の読みこみや、下準備が大事な課題なので、書き始めるまでに時間がかかります。心理学に新しく入ってくる人が対象のコースですが、最初の9週で学習して11週目に提出ですから、かなりタフでした。しかし、この期末課題だけでも、とにかく勉強になるので満足度は高かったです。

統計や生物系心理学の科目では、グループワークが成績評価対象になる予定です。今後はプレゼンテーション課題なども要求される機会があるようです。

saya
saya

なるほどー。結構ハードですね。私のコースではプレゼンをする機会はなかったのですが(といっても、ストライキで授業がつぶれたため)、プレゼンの準備も結構時間がかかりそうですね。頑張ってください!

>>参考記事:【イギリス大学院】大学の授業がストライキで潰れてしまったの巻

オンライン留学ならではの大変さ・寂しさ

saya
saya

今はコロナの影響もあって、多くの学生が母国で授業を受け、その大変さや寂しさを感じているように見受けられるのですが、実際にうぇるぶさんは遠隔課程のコースで学ばれ、大変さなどを感じることはありませんか?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

そうですね〜、確かにあります。例えば、キャンパスや図書館の利用ができない点です。最低限、大学の近くに住んでいない限り、もちろんキャンパスの図書館は活用できませんので、その点は残念です。
しかし、現在はeLibraryが実用レベルであり、主要な本は画面上で読めますし、論文等は通学制であってもオンラインでの検索と利用が中心となると思うので、今のところ大きな問題ではありません。とはいえ、紙の本しか利用できない図書も散見されるため、レベルが上がってくると不満が出てくる可能性はありそうです。また、図書館という勉強スペースが無い分、自身で勉強スペースを確保することは重要だと思います。

saya
saya

大学院生にとって、図書館はとても重要ですよね。私もUCLの教育学部の図書館には感動した覚えがあります。今は、オンライン書籍も増えていて、実際のところ図書館の本の多くが、ネットで検索して読むことはできましたが、図書館をフラフラ歩いて、文献を探していると、ネット検索だけでは探しきれない文献を見つけることができる時もあった気がします!

>>参考記事:大学院留学中に覚えたい参考文献の管理方法まとめ【エッセイの取り組み方】

saya
saya

ちなみに、遠隔課程の場合、修士論文はどのように取り組んでいくのでしょうか?

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

実は・・・、修士論文やリサーチプロジェクトを、遠隔課程のなかでどうやるのか?というのは入学前の大きな懸念材料でした。ですが、一人一人supervisorがついて色々相談できるようですし、現在の心理学においては、オンラインプラットフォームを使ったデータ収集も一般的です。あるいは、日本でデータを集めることも条件次第で許容されるようです。もちろん実験などは難しいと思うので制約はありますが、オンラインで本格的なリサーチまで完結できるのはすごいことだなと思います。

saya
saya

確かに、オンラインで修士論文となると研究方法などが限定されてしまうことは確かですね。ただし、オンラインだからこそできることは、たくさんあると思います。私の修士論文では6名の日本人の先生方を対象としたインタビューを行ったのですが、イギリスから先生方にアプローチができたのも、オンラインのZoomやSkypeといったものがあったからこそだと思っています!なので、今の状況を強みに変えて、ぜひ研究を頑張ってください!

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

ありがとうございます!はい、色々悩みも多いですが、研究は楽しみでもありますので、精一杯頑張ります。

今後大学院留学を目指す方へのメッセージ

saya
saya

たくさんのお話を聞かせていただき、本当にありがとうございます。うぇるぶさんのお話を伺い、新しい留学の形「オンライン留学」の良さを感じることができました。オンライン留学が、今後広まることにより、より多くの方々が留学するきっかけを得られそうですよね。

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

オンライン留学の場合ですと、現地で暮らせないというのは、非常に残念な点ではありますが、私は遊んだり観光したりしたいときは旅行として英国に行けばいいと割り切りました。オンラインを選んで浮いた分、旅費くらいは出せるかなと。代わりに、普段接する情報はなるべく英語にするようにして生活していますし、オンライン英会話で日常会話も続けていて、現地にいない分を補っています。コロナ禍が落ち着いて状況が許せば、一度くらいはリサーチのsupervisorに直接会って、図書館で勉強してきたいなと思っています。

saya
saya

そうですね。現地に住むことができないのは、残念なことではありますが、旅行で現地を訪れることはできますし、その旅行の際に、オンラインで指導していただいた先生にお会いできるのは、とても素敵なことですよね。オンラインだから、現地に行けないわけではなく、オンラインでつながった関係性をその後、どのように深めていくかという点も重要な視点かもしれないですね。

最後に、今後遠隔課程で留学したいと考えている方や、現在コロナによってオンラインでの授業を受けている方々へ、メッセージをいただけませんでしょうか。

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

オンライン留学をしてみて、自分さえしっかりと内容に向き合いさえすれば、十分に「英国の大学院で学んだ、修了した」と胸を張れるなと感じています

もともと英国の大学院は大量のリーディングが主体になりますし、課題もライティングが主ですから、このあたりについて自分が「現地より劣った環境にいる」とは感じていません。心理学は英語圏が圧倒的に規模が大きく、図書や文献が非常に充実しているので、リアルな授業が少なくても読むものはいくらでもあるし、学問内容への理解が進むにつれて質問や交流のチャンスも増えてきます。ただ、 既に心理学の十分な知識があり、研究法やライティングが既に身についている人なら、現地で直接の交流ができないと不満に思うかもしれません。あるいは、対面的な教授学習が重要になる心理学部生などは、on-campusであることの必要性が高いかと思います。ですが、修士のtaughtであれば、オンラインは適したスタイルだなと実感しています。

オンラインは手軽ではあるのですが、「いつでもやめられる」「サボっても日常生活に影響が少ない」というのは、デメリットでもあります。私は実は数週間メンタル的に燃え尽きて勉強ができないことがありました。ですので、ターム中に良い緊張感を保てるように、メンタルをケアするのがとても大切だと改めて感じています。コースの内容から外れて自分が関心のあることを調べたり、Twitterで他の留学生と交流したり、遊ぶときはしっかり遊んだり・・・と、精神的に「楽しい、続けていたい」と思える心理状態づくりが本当に大事です。

saya
saya

そうですよね。基本的にイギリスの大学院は、リーディングとエッセイが中心です。ですから、結局は対面式の授業であれ、自主学習が中心になってくると思います。それこそ、個人の「自主性」を重じているイギリスの教育の特徴な気がします。そこで、しっかりと自己調整ができるかどうかが、留学の鍵となってきますよね!

うぇるぶ<br>さん
うぇるぶ
さん

全くその通りだと思います。

saya
saya

この度は、貴重なお話をお聞かせくださり、誠にありがとうございました。きっと、うぇるぶさんの体験談は、今後、留学を目指されている方々にとって、非常に新鮮で、学び多きお話だったと思います。また、オンライン留学というのも選択肢に入った方々もいたのではと感じます。

最後になりますが、読者の皆様、うぇるぶさんはブログ「イギリス大学院にオンライン留学する話も運営されていらっしゃいます。そちらでは、今回にお話いただいた内容を、より詳しくご紹介してくださっておりますので、ぜひ、ブログを訪問されてみてください。
また、Twitter(@WellbJP)でもうぇるぶさんは、大学院のことや、研究のことなどもツイートされていらっしゃいますので、フォローされてみてくださいね。

それでは、以上、うぇるぶさんへのインタビューでした!
うぇるぶさん、ありがとうございました!

あとがき

これまでの留学のイメージと言えば

長期間に渡り現地に住んで学ぶというようなものだったような気がします。

そのため、家庭の事情、仕事との両立などを考え留学を諦めなければいけない方も多かったのではないでしょうか。

しかし、イギリスの大学院は、日本の大学院よりも学問の分野が細分化されており

多様なコースが設置してあります。

日本の大学では修士=マスター(MA)のイメージが強いかもしれませんが

うぇるぶさんのようにPgDipのようなコースもあれば

MSc, MPhil, MResなど色々な修士号があります。

>>参考記事:【海外留学】イギリスの修士号はMAだけではない!自分に合う修士号の選び方は?

なので、自分のニーズにあった学びを深めることができるのが

イギリスの大学院の特徴だと思います。

ですから、うぇるぶさんのように

実際に日本でお仕事をされ、オンラインでPgDipのコースで学ばれ

今後は、さらに心理系の修士号を目指そうとされている姿は

きっと、多くの方々にインピレーションを与えてくださったのではと感じます。

うぇるぶさんより:PgDip/PgCertの説明をより詳しく知りたい方は、次のHPを参考になさってください。Postgraduate Certificates and Postgraduate Diplomas – A Guide

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