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イギリス博士課程の記録(2年3ヶ月が経って…この先どうしよう?)

イギリスの大学院
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saya

・UCL博士課程在学中
・UCL修士課程修了(Distinction)
・直感でやりたい!と思ったことはとりあえずやってみる性格です

学問:教育社会学
前職:小中学校教員 / 日本語教師
興味:文化の違いを楽しむこと
趣味:旅行 / ヨガ / 温泉めぐり
英語:IELTS7.5 / TOEIC 900

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こんにちは、Sayaです。最近の私は、朝が始まったと思ったら、あっという間に夕方になり、夜になり、いつの間にか24時になるという生活を毎日送っています。

正直、毎日時間が足りないと感じながら生活しているのですが、異文化の魔法のことは、常に頭の片隅にありまして、時間さえあれば、異文化の魔法に記録したいお話しはいっぱいあるんですね。

もちろん、私が読んでよかった書籍等も、記録として残したいという思いもあるのですが、なかなか手が回らず、今は1ヶ月に1本記事が出せればいいかな?くらいの更新をしております。

それにも関わらず、だいぶ多くの方が、毎日異文化の魔法を訪れてくださっているようで、嬉しい限りです。ありがとうございます。

今回の記事は、正直、私が今思っているようなことを、つらつらと書いていこうと思っているだけの、記録記事です。イギリス博士課程に進学して2年3ヶ月が経った今、私が何を感じて、何を思っているのか?そんなことをまとめていこうと思っています。

研究の進捗

まずは研究の進捗について。

この件は、順調とも言えませんし、順調ではないとも言えません(苦笑)

見方次第で、順調だと評価してくれる場合もあるかもしれませんし、この調子で大丈夫?と思われるかもしれません。

ただ、私の主観のみで応えるとしたら、私は常に「やばい」としか思っていません。

この調子で、本当に大丈夫なのか?という不安と焦りが常に私の頭にはあって、そのネガティブな感情が、私を勉強へと追い込んでいるような感覚です。なので、私の1日は朝から夜まで一気に時間が過ぎ去っているような状況なのです。

でも、このメンタリティで毎日を送っているわけではなく、1ヶ月に1度の指導教官との面談の時に、その努力が報われおり「この調子で大丈夫」や「よくここまでやったね」というようなポジティブなお声がけをいただくことが多く、その度に、ほっと一安心しながら、また1ヶ月、そして1ヶ月と、進んでいる状況なんです。

私は本当に指導教官に恵まれた学生だと思いますので、先生には感謝しかありません。

私の周囲の学生も同じような雰囲気なので、博士課程の学生はみんなインポスターに悩んでいると思います。

研究テーマについて感じていること

博士の研究テーマは、長期的に取り組むことなので、自分が面白いと思えるようばテーマ設定でないと、苦しくなるということは、よく聞きます。

私もその点については賛成します。

いくら面白いと思っているテーマでも、嫌になってくる時期は、どの時点でも訪れ得るからです。

幸い、私は今の研究テーマに対して、博士課程に入学する前からずっと興味があることだったので、当時と同じくらいの気持ちの持ちようで取り組めています。

ただ、もちろん多少なりともアップダウンはあります。

「この研究を必死にやって、何の価値があるんだ!」と思う自分がいれば、「自分が取り組んでいる研究に対して、自分で価値なしであると言ってしまったら、誰も価値を感じることなんてできないじゃないか!」と思う自分もいるわけです。

このテーマは、私の人生と大きく関連しているので、やっぱり、自分でしっかりと価値付けをしたいと思っています。

研究方法について感じていること

私はテーマそのものにも思い入れがあるのですが、最近の私は研究方法についても、どんどん興味が高まっています。

私は混合研究法を用いた研究をしているのですが、混合研究法を用いた研究に取り組むのは、日本で修士論文を執筆した時にも使ったので、2回目の挑戦となります。

当時私が混合研究法を用いたいと思った理由は、いろいろあるのですが、私は元理系だったので、比較的、実証主義的な考え方をしている人間でした。

それが、大学院で文転して、学問分野の違いに混乱したの時期があったんですね。この混乱が、私の中でどうしても質的研究のみに頼りたくないという気持ちとなり、混合研究法を選択しました。(結構安易な選択であったと、反省しています。)

その結果、修士論文を執筆し終えたあと、もう2度と混合研究法での研究はしたくないと思ったんです。

なのに、博士論文で混合研究法を選択したわけなんです。

その理由は、いろいろとあるのですが、それは割愛します。

そんな経験と複雑な思い入れのある混合研究法なのですが、調べれば調べるほど、面白くてですね・・・私の中では、今取り組んでいる研究テーマ以上に、混合研究法のメタ理論について、もっともっと勉強してみたいなという気持ちが高まっています。

確実に、混合研究法についての理解は、博士研究だけでは不十分なので、長期的に取り組んでみたいテーマの一つだと考えています。

この先について考えていること

さて、この先、どうしましょうかね。

私のJASSOの奨学金は3年間と決まっているので、2024年の9月で奨学金の受給は終了します。

しかし、どう考えても9月で博士号取得には至りません(苦笑)

むしろ、それを成し遂げる人はどんな人なのか、見てみたいものです。

おそらく、学問分野や、博士課程のシステムなど、いろいろな要素により3年で博士号取得に至るという状況もあるのかもしれませんが、正直私の周囲では、3年で博士号を取得したという人の話を聞いたことはありません。

それは私の指導教官の話からも、そうです。

私の周囲には、他の国の奨学金制度で留学してきている人もいるのですが、4年間の支給である場合も多いです。たしかに、4年であれば博士号の取得は現実的だと思います。

少し話は脱線していますが、何を申したいのかと言いますと、私の奨学金の支給は2024年の9月で終了すが、それまでには博士号を取得できないので、奨学金の支給が終了したあとの生活について、何かしらを考えないといけないということです。

私は、これまで奨学金をいただきながらUCLの修士課程、博士課程に在籍させていただいておりましたので、奨学金支給が終了したあとの生活費は、多少の期間であれば、自費でもなんとかなりそうな気もしております。

しかし、イギリスの生活費は非常に高額なので、私の持っている資金はあっという間になくなると思います。なので、奨学金の支給が終了した段階で、イギリスで生活するよりも、日本に拠点を移した方が、経済的にはいいのではないかとも思うわけです。

一方で、学生ビザを使って、こっちで何かしらのアルバイトを行いながら、博士号取得までイギリスに滞在するという方法を選んだ方が、色々な点で都合がいいのかなぁと思ったりもするんですね。

今のところ、後者が私の中では第一希望でもありますが、全てはその時の状況次第にしようと思っています。

正直、イギリス留学を考え始めてから、将来について真剣に考えていても、なんともならないことが多すぎて、早い段階から深くまで計画を立てるのはやめました。

とくに、年齢に縛られた考え方はしないようになりました。それに囚われると、この道はストレスでしかありませんので。

ただただ、私が今思っていることは、「ちゃんと博士号が取れますように・・・。」ということのみです。

少し追加するとしたら、博士号が取得できるまでの生活も不安なのですが、博士号を無事取得できたあとの人生も不安でしかありません。

今、この不安に押しつぶされいたら、何もできないので、「この先、やばいね」と笑うのみです。

そして、「この先、やばいね」と一緒に笑える仲間がいること、「この先、やばいんですよ(笑)」と愚痴っている私に対して、「その気持ち、すっごくわかるよ。でも、大丈夫。」と、この道を同じように歩み「大丈夫である」ということを証明した指導教官がいることに、感謝をして、今やるべきことを丁寧にやりたいと思っています。

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