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【本音トーク】アジア現地採用のメリット/デメリットとは?

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saya

・UCL博士課程在学中
・UCL修士課程修了(Distinction)
・直感でやりたい!と思ったことはとりあえずやってみる性格です

学問:教育社会学
前職:小中学校教員 / 日本語教師
興味:文化の違いを楽しむこと
趣味:旅行 / ヨガ / 温泉めぐり
英語:IELTS7.5 / TOEIC 900

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はじめに

今日はアジアの現地採用で働いていたときの経験を元に

メリット・デメリットについて記事にまとめたいと思います。

Sayaは、元々、タイで現地採用として、日本語教師をしていたことがありました。

そこでは、とても素敵な経験をたくさんさせていただきました。

私としては、とても大満足でした。

そんな、タイに関連する記事は下記にまとめています。ご興味があれば、どうぞ。

現地採用の基本的な待遇

基本的に、日系企業に勤めるか、現地の企業に勤めるかで、大きく待遇は変わります。

日系企業に勤めると、なかなか良い条件になりますが、労働環境は日本と似ています。

条件は次のような場合が多いです。

タイの日系企業の現地採用の条件
  1. 言語力:英語(必須)タイ語(あればあるほど良い)
  2. 役割:現地スタッフと日本人の中間的役割
  3. お給料:日本円で約25〜30万円くらい
  4. 福利厚生:それぞれ(医療保険はある場合が多い)
  5. ビザ:支給されることがほとんど
タイ人大卒の一般的なお給料は、8〜10万円くらいなので、日系企業でのお給料をもらえると、タイの物価は安いので、バブルを迎えられます!

ですが!

今回、お話するのは、現地の企業で勤める場合です。

saya
saya

私は現地の言語学校で勤めていたのですが、私としては大満足ですが、色々と思うこともあったので、今回は、そんな経験をもとに、私が本音で現地採用のメリット・デメリットを語りたいと思います。

メリット

  1. 異文化経験ができる
  2. 毎日街が活気に溢れている
  3. メリハリがある!仕事は仕事・遊びは遊び
  4. 値段に対する住宅のクオリティーがすごい

その1:異文化経験ができる

海外で勤務したいな〜

と夢見る方々は、絶対に海外が大好きな方が多いと思います。

異文化経験ができることは、海外で働くことができる、一番のメリットですね。

私も、タイで働いていた頃は、毎日ワクワクしていました。

見るもの、食べるもの、会う人、全てが異文化経験!

こんなに、ワクワクしながら、仕事をできる環境って、海外好きにはたまらないですよね?

その2:毎日街が活気に溢れている

海外で働くとなったら、憧れの英語圏・・・アメリカ、ヨーロッパなんて考える方も多いと思いますが・・・アジアを選ぼうとしている方々は、アジアの文化や、あの活気が大好きな人でしょう。

私も、アジアの活気を浴びると、よし!!やるぞ!!と気力をもらいます。

アジアは、活気に溢れています。

昼は暑いので、夜に出歩く人が多いので、夜になってもお祭り騒ぎ。

夜中、10時すぎても、爆音でエアロビをやっている姿も見られました。

ま〜、それも、これも、アジアです。アジアはなんでもあり。

その3:メリハリがある!仕事は仕事・遊びは遊び

タイ人は「サバイサバイ」という言葉と「マイペンライ」という言葉をよく使います。

サバイサバイとは、「気持ちいい」という意味もあるのですが、「ま〜ま〜、ゆっくりやろーよ。」という意味もあります。

マイペンライとは、「問題ない。ま〜いいよ。」みたいな意味です。

私は、仕事!となると、どんどん私生活まで犠牲にして、仕事に没頭してしまうタイプなのですが、それは、タイ人からすると、仕事は勤務時間のみ。私生活は、サバイサバイで!!と言われてしまうわけです。

そんな文化に触れていると、常に締め切りに追われて、イライラしてしまう私も、ま〜マイペンライかな!?なんて、ホッと気を抜くことができました。

タイに限らず、東南アジアの風土は大体、こんな感じだと思います。

その4:値段に対する住宅のクオリティーがすごい

タイ(東南アジア全体)は、今住宅バブル真っ盛り

経済成長が著しく、いいマンションがたくさんできています。

そして、まだ物価が低いので、こんなにいいマンションが、この値段!?というものがたくさんあります。

バンコクの中心部に住んでいた頃

  • 金額   :80,000円くらい
  • 立地条件 :バンコクの中心部 (駅まで歩いて3分)
  • 部屋:ベッドルーム / リビング / トイレ / シャワー/キッチン付
  • マンションの内装:プール / ビリヤード / ジム / ラウンジ付 

少しバンコク郊外に住んでいた頃

  • 金額:50,000円くらい
  • 立地条件:バンコクの郊外
  • 部屋:ワンルーム(キッチンなし/シャワー・トイレ付)
  • アパートのオプション:毎日清掃/ ベッドメイク / 洗濯 / 朝食 ビュッフェ/ 日本のテレビ/ ジム / サウナ 全て込み

日本では考えられないくらいの破格で、私の人生最大のバブルでした。もうこんなバブルないでしょう(苦笑)

デメリット

先にいいお話をしたのですが、アジアの現地採用に応募するのであれば、ある程度の覚悟はしておいた方がいいと思います。

次に私が紹介する内容は、かなりの現実です。

  1. 福利厚生が不安定
  2. 現地採用を終えたあとの不安
  3. 万が一の緊急事態に職を失う可能性あり

その1:福利厚生が不安定

福利厚生とは、医療保険、有給休暇、ボーナス、年金、退職金などのことを示します。

特に、考えていただきたいのは、医療保険。

今の東南アジアの医療は、とても質が高いです。

でも、

saya
saya

お金があれば!!!

です。

つまり、お金があれば、いい医療を受けられるけど、お金がなければ、さようなら。

意地でも体を壊すことはできませんね(苦笑)

でも、食べ物が合わず、お腹を崩す人はたくさんいますので、体調管理は気をつけてても、難しいのが、アジアの厄介なところでもあり、魅力でもあり・・・。

現地採用の求人情報を読むと、中には、

医療保険を会社で提供します!

なんて宣言している企業もあります。

でも、

実際のところ、負担してくれるのは、医療保険のグレードが最低ランクの基準で、結局、大きな病気や、事故にあったら、私の負担額半端ない!!という状況です。

(というか、私がそうでした)

現地の企業ですと、医療保険を提供してくれない企業も多いので、応募するさいは、給料だけでなく、保険問題をしっかりと確認することをおすすめします。

その2:現地採用を終えたあとの不安

現地採用の人に共通してつきまとう将来の不安

これは、どんな職でも変わりはありません。

最初は、異文化経験と思って、ワクワクした気持ちも、数年も滞在すれば、ワクワク感も薄らぎます。

そして、徐々に、日本に帰るタイミングというものを考え始めると思います。

もちろん、アジアに恋い焦がれて、アジアの文化が大好きで、アジアに一生住みたい!と思っている方は別ですが、、、、

少しでも、将来は日本で・・・と考えているのであれば、現地採用になったあとは、どんなキャリアを描きたいのか、頭の片隅で考えておくと、キャリアに悩まず、名一杯貴重な海外ライフを楽しめると思います。

その3:万が一の緊急事態に職を失う可能性あり

なかなか無いと思いますが、コロナパンデミックのような、事態になると、アジアの企業は一気に不安定になります。

もちろん、日本も、世界も、どこもかしこも、不安定になっているわけですが、やっぱり、政府の支援が未熟な点もあり、どんどん、経済が衰退化します。

そのため、今回の一件で、私が前に勤めていた言語学校は、現在大変な危機を迎え、先生方を緊急解雇しなければいけない状況になっています。

緊急解雇とはどういうことか?と言いますと・・・強制帰国と同じです。

解雇されるということは、現地でのビザのスポンサーを無くすことになるので、解雇された2週間以内(国によって異なります)に、日本に帰ってくださいと言われているようなものなのです。

解雇だけでも、衝撃的なのに、

ビザ剥奪、さようなら!

は、今後の人生を大きく左右するので、結構きついですよね。

アジアで仕事を考えている人へ!Sayaのアドバイス

さて、メリットとデメリットを知って、みなさんは、どう感じられたでしょうか?

デメリットの方が、結構現実的で、考えさせられることが多かったのではないでしょうか。

でも!

私が、思うのは・・・

saya
saya

もしアジアで仕事を考えてみたいと思っているのであれば、やるべきだと思います。

人生は一回きり。

やりたい!って思えることがあることって、本当に幸せなことですし、目標に向かって突き進んでいる時こそ、ワクワクする時だと思うので。

でも、しっかりとデメリットも把握した上で、採用条件をしっかりと理解して、アジアで活躍して欲しいと思っています。

終わりに

今日は、アジア現地採用のメリット・デメリットをリアル体験、本音トークというテーマでまとめてみました。

ぜひ、メリット・デメリット両方を踏まえた上で、アジアに進出してみてはいかがでしょうか?

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